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カラフルピーチとAMPTAKの中に人狼がいる⁉ 前半戦
カラフルピーチの二次創作シリーズ第2弾!
今回はカラフルピーチの選抜メンバーとAMPTAK×COLORSの選抜メンバーで
あの狂ったゲームマスターの人狼をすることに⁉
この小説を読む前に、第1弾を読むことでより楽しめます。 ↓
https://www.tanpen.net/novel/83f828d7-2d83-4dc3-b137-7ba8dd805ea1/
{マーク表}
・カラフルピーチ
じゃぱぱ…🦖
ゆあん …🍗
どぬく …🦊
えと … 🍫
うり …🎸
・AMPTAK×COLORS
あっきぃ…🥔
ぷりっつ…🍅
あっと …🍷
ゲームマスター…🎮
※()の言葉はナレーションです
{🦖視点}
ある日、カラフルピーチとコラボしたい人がいるということで、
ある会議室に集まることになった。
ちなみに、一緒に来ているのは、ゆあんくん・どぬ・えとさん・うりだ。
といっても…コラボ相手って誰だ?ゲーム実況者さん?
{🥔視点}
🥔「はー、俺らとコラボしたい人って一体誰だろ?」
🍅「それだけ俺らが有名になったってことや!」
🍷「でも、なんで今回会議に行くの俺ら3人だけなの?まぜちぐけちゃは?」
🥔「まーまー、あの3人は予定あってこれないんだって!俺が事情聴取した!」
ほんと、俺らのコラボ相手って誰なんだろう?
{🎸視点}
🦖「じゃあ、会議室開けるよ?誰だろう?」
がちゃっ
全員「誰…?」
コラボ相手を知らないってどういうことだよ…
沈黙が流れる。最初に喋りだしたのは、金髪で毛先を緑に染めた男性だった。
🍅「誰や?ん?この赤い髪に緑パーカー…カラフルピーチのじゃぱぱさん⁉」
🦖「そうですけど…あの、コラボ申し込んだのってそっち側ですよね?」
🍷「いや、俺らじゃないです。カラフルピーチさん側…じゃないんですか?」
全員「えっ…」
皆がそう呟いた時、誰か聞き覚えのある人の声が聞こえてきた。
🎮「よくお気づきに!久しぶりだな、カラフルピーチよ。ゲームマスターだ。
今から、お前らはまた人狼ゲームを始めるんだ。」
🍫「お前!また私たちを巻き込んで!しかも他の人たちも巻き込んで!」
🍗「そうだ!誰か知らないけどこの人たちを巻き込むなんてひどいぞ!」
🥔「あ、やっぱり俺らのこと知らなかったんですねw
あと…これコラボ企画ですか?」
🦖「違う。これは僕たちが巻き込まれている人狼ゲームなんです。
企画じゃありません。」
🎮「まあまあ、そう怒らないで。まず自己紹介でもしたらどうだ?
話はそこからだ。話が進まない。」
まあ、そこは…とりあえず、自己紹介してみるか。この3人YouTuberらしいし?
{🍷視点}
🦖「俺はカラフルピーチのリーダーじゃぱぱです!このグループのメンバーは
呼び捨て・タメ口全然してもらっていいから!」
🍗「ゆあんでーす、からぴち最年少やってますー」
🦊「キツネと人間のハーフ、どぬくです!どぬって呼んでいいよ!」
🍫「えとでーす。メンバーからはヤンキー扱いされてるけど、全然違うから!」
🎸「うりです!よろしくお願いします!」
次は俺ら”AMPTAK×COLORS”の番だ。
🥔「からあげもぐもぐ!どうも、からつけあっきぃです!
からつけはからあげと間違われること多いけど、辛つけ麺の略です!
俺らはAMPTAK×COLORSっていうゲーム実況者と歌い手の融合グループです!」
🍅「トマトを愛しトマトに愛された男!ぷりっつです!」
🍷「AMPTAK赤色担当あっとです!顔のマーク是非覚えてください!」
印象として覚えてもらおう。流石に俺より年齢の下っぽいゆあんくんに
ASMRとか言うのは教育に悪いし。まあ、健全ですけどもw
{🦊視点}
🎮「自己紹介も終わったところで、ゲームの説明をするぞ。まず、このゲーム中は
他の空間は時間が止まっていることになっている。それぞれ個室があるから、夜は
自分の部屋で過ごすことだ。そして、役職の説明。
・市民4人
・占い師1人
・騎士1人
・人狼2人
役職はこの4つだ。詳細は自分の部屋で確認しろ。解散」
うわぁ…時間を止めるって何?もしかしてこのゲームマスター、もしかして
ヤバいやつだったりして⁉とりあえず解散して、それぞれ自分の部屋を開ける。
テーブルにはカードが置いてあった。めくってみるとそれは…『 』だった。
🦊「よーし、俺よく足引っ張っちゃうから役に立つように頑張ろう!」
俺は自分だけにしか聞こえないくらいの声で呟いた。
{🍷視点}
俺の役職…『 』かぁ…まあ、普通に面白そう?だし、いいや。
🎮「じゃあ、部屋に会った電話と部屋、時間の話をする。
電話が使えるのは人狼だけで、部屋は防音になっているから、
他の部屋には聞こえない。ちなみに、人狼以外で他の部屋に入るのは禁止だ。
そして、部屋を出れるのは朝6時から夜10時までだ。それ以外で部屋を出たら
強制退場になる。覚えておけ。
昼の時間と夜の時間があって、昼は議論と投票をする。
夜は人狼が1人参加者を死にもっていく時間だ。退場した参加者は、俺側で
一緒にモニターを見てもらおう。喋れないがな。
ちなみに、人狼ゲームが終わらないとここから解放なんてしないからな?」
嫌味な言い方だ。
🥔「じゃあ…とりあえず従うしかないかぁ…」
🎸「お、呑み込みが早いね!まあ、ゲームが終わったら解放されるんだし?
いいでしょ、俺らは完全勝利してやるって俺らカラフルピーチは決めてるんだよ!」
俺はぷりに目を向ける。なぜか緊張してる。
🍷「ぷり、どうした?すごい緊張してるけど?」
🍅「いや、こんなゲーム、すごいわくわくするやん!」
そっちかいw
で、俺らは従うことになった。
{🍫視点}
🦖「じゃあ、議論を始めるか!」
🍫「議論って言っても何の議論するの?役職のこととか?」
🦖「えとさん冴えてるねー!そう、役職の議論!」
🍗「じゃあ、占い師は名乗り出るけど騎士は名乗り出ない感じ?」
🦖「あーそうだね、騎士は多分そうしないとやられるから。」
🦊「ちょっとじゃっぴ、AMPTAKの3人すごい固まってるから待って!」
あ、気付かなかった…ごめんなさいw
🥔「つまり!ここは占い師がCOすればいいってことでしょうか!」
うるさw元気なガキやんw
🎸「そう!この感じ…あっきぃが占い師ってこと?」
🥔「いや、違うw状況整理の為だけw」
🍅「あ、あのぉ…俺、実は占い師なんですよ…デュフ、チデュフフフ・・・」
🍗「クセ強wそれ、演技ってことでスルーしていい?」
🍅「あ、スルーしてください!で、俺占い師COします!」
なるほど、ぷりっつくんが占い師なのか。
🦊「占い師CO対抗!俺が本物の占い師!」
🍷「えっ!じゃあ…この2人の中に人狼がいる確定ってことで⁉」
うわー、どぬ…こんなリスクあることする奴だっけなぁ…
おんなじことを思っていたじゃっぴが言った。
🦖「正直言うと…こんなリスクのある事をどぬがするかなぁ?」
🥔「いや、俺も同感っす。ぷりちゃんはこういう嘘プライベートでやる人狼で
よくやるからwどぬさん、今の感じ静かなイメージあるのでなおさら!
ぷりちゃんが嘘だと俺思います!」
🦊「いや、俺は静かじゃないよwみんなの癒し役?ではあるかもだけどw
あと、さん付けするのやめてくれないかな?照れるから…w」
🍫「いつもどぬはスベるダジャレを言ってるからなwww」
🎸「そうそう、どぬくさんはいつも空気を冷やしてくれるから冬は凍えるんだよなw」
🦊「えー、そんなことないでしょw」
うーん…これはぷりっつくん怪しめ(?)かなぁ…
{🍗視点}
こんな占い師の議論してるけど実は俺、『騎士』w
どっち守ろうかな…というか、今日は自分守るのもありか…?
🎸「俺はぷりっつくんを信じるよ!面白いし」
🍷「それ決める基準面白さなんだwどぬ可哀そうwちなみに俺は
あっきぃと同じでどぬが白だと思う」
🦖「そのことよりも今は占いの結果でどうにかする方がいいんじゃない?
2人、今から占える?」
OK、と2人が言う。
🦊「じゃあ、俺はあっちゃんを占ってみるよ!」
🍅「なら俺はあんまり喋らないゆあんくんを占う!
莉犬くんと同じ色、莉犬くんと同じ色…デュフフ、デュフフフフ」
2人が占う仕草をする。残念ながらどっちも違和感ないんだよな…。
🍅「ゆあんくんは白や!どぬちゃん、あっとの結果はどう?」
🦊「あっちゃんも白!」
ん…どっちかが嘘の可能性あるんだよなぁ、俺が白って出たけどそれは
俺を信用させるためのヤツかもしれないし。
🍗「俺の結果が分かったのはいいけど、これって役職までは分からないんだな。
まあ、俺は市民だからそこまで分かっても意味はないっていうか…」
ま、とりあえず嘘ついとこ。
🎸「一応確認しとくけど、これってAMPTAKとからぴちに1人ずつ人狼がいるとは
限らないんだよな?」
あ、確かに。カラフルピーチに2人の人狼がいるのかも。
まあ…それはどぬが人狼と仮定した上での話になっちゃうけど?
🍗「俺、考える時間が欲しい。だから…今からみんな自由時間にしない?」
🍫「あ、私もそれ思ってた。私もどっちが怪しいか自分で考えたい。」
🦖「分かった。なら、みんな解散!また投票の時にここで集合な!」
{🍅視点}
俺は個人議論中、部屋の中から出てきたどぬちゃんと丁度会った。
俺視点だと、どぬちゃんは人狼だから、わざと彼に聞こえるように言った。
彼にしか聞こえない声で。
🍅「どぬちゃん、本当は人狼なんだろ?」
俺の言ったことに対して、どぬちゃんは可愛らしく、俺に顔は向けずに
ふふ、と笑った。
🦊「それが本当だとしても、ぷりちゃんは白を証明する証拠ってある?」
そうだ、俺には証明できる証拠がないといけない。
🍅「ないよ。ただ、これは冗談だけど、どぬちゃんは耳あるじゃんw」
🦊「はは、それは関係ないよ。俺は人間と狐のハーフだからw」
そのとき、じゃっぴの声がした。
🦖「集合!投票するよー!」
一緒に行こうか、とどぬちゃんが言ったことで、俺ら対立する2人は一緒に
じゃっぴのもとへと向かった。
{🦖視点}
🦖「ってことで、投票しようか。ゲームマスターによると、投票で一番票が
多かった人は退場らしい。ちなみに俺は確定できないから今日はスキップな!」
あ、俺も(私も)とみんなもスキップすることとなった。
みんなやっぱり2人のどっちかまではあの時間で決められなかったらしい。
🎸「じゃあ、自分の部屋に戻ろう!もうすぐ夜10時になっちゃうぜ!」
みんなが部屋に戻っていくのを見ながら俺はゆっくりと後ろからついて行った。
俺、とりあえずまとめてるけど、疑われてはいないのか?
夜10時を迎えた。ついに人狼の動き出す時間か。
俺、まとめ役として目立っちゃったからなぁ…リーダーとはいえ、
人狼側からだと進行は邪魔だと思われるんだよなぁ…
そう思っていた矢先、10時を過ぎたのに、突然ドアが開いた。
ドアから顔を出したのは…白と黒の毛色をした…2匹の狼だった。
白い狼が喋り出す。
?①「じゃっぴ、ごめんね。俺ら、別にじゃっぴが嫌いって訳じゃないから…
ゲームの進行のためなんだよ、本当にごめん。」
次に、黒い狼も喋り出した。
?②「コラボ相手のリーダーなのに、ごめんなさい。
退場した後は、見ているだけしかできませんが、緊張感がなくなるだけましだと
思ってください、本当にごめんなさい、じゃぱぱさん。」
視界が黒くなる。
最期に見えたのは、2匹の狼の目の色だ。
2匹とも、「赤」と「青」のオッドアイをしていた。
{🍷視点}
朝になった。生きてるはずなのにどうも気分が悪い。
退場の瞬間を見たせいだろうか。
🍷「なんで俺が『人狼』なんだ…今更後悔しても遅いかもだけどさぁ…」
電話を使おうと思い、俺は相方に電話をかける。
プルルルルル……ガチャッ
?①「朝からどうしたの、あっちゃん。俺、今すごく気分悪いんだけど…」
🍷「俺も同感です。じゃぱぱさんの退場する瞬間…見ちゃったから…」
?①「まあ、それは置いといて、俺もしかしたら今日、ぷりちゃんにバレて
投票されるかもしれないんだよ。あっちゃんの足を引っ張らないためには
どう動けばいいかな?」
🍷「どぬは…嘘でもいいからぷりの独り言を作ってそれを証拠にして
ぷりを怪しませる方向でいいんじゃないかって思う。あと、どぬの方から昨日誰を
護ったのかっていう話を振って騎士を確定させられるならそれもお願い!」
🦊「やっと名前言ってくれた!相方の名前忘れられてるかと思ったよw
じゃあ、集合したらまず騎士を突き止めてみるよ。
候補は今の所…えとさん、うり、ゆあんくん、あっきぃの4人かな?
…あっちゃんも?でも…そうすると他3人が白確定で占い師と騎士の中に人狼が
いるってことになっちゃうんだよなぁ…」
そう、俺の相方は『どぬくさん』だ。
🍷「じゃあ、俺は何もCOせずに、村人ってことにしとくよ。」
🦊「うん。あ、6時になったことだし、電話切ろうか?」
俺は時計を見る。本当だ、もう6時を少し過ぎている。
🍷「うん。じゃあ、今日も頑張っていこう!」
ガチャッ
俺の方から電話を切る。
とりあえず、全力でこのゲームをやって勝つか!俺、負けず嫌いだし?
{🥔視点}
俺が6時ぴったりに部屋を出ると、当然のように誰も外には出てなかった。
はー、せっかく早く起きたけど、やることないなー。
その時、どぬとあっとが部屋から出てきた。
🦊「あっちゃん、あっきぃおはよう!」
🥔「おはようございます!2人は2番乗りだね!」
🍷「あっきぃ、1番目に部屋出てたんだw早w」
その後、続々とみんなが部屋から出てきた。
だけど、じゃぱぱさんがどうも部屋から出てこなかった。
🎮「残念ながら、今日の人狼の襲撃で、じゃぱぱが退場した。
じゃぱぱは今、俺の方からモニターを見ている。」
うわっ、やっぱりか…。うーん…
人狼候補のどぬとぷりちゃんのどっちかを今日は問い詰めていったりして?
どうしようかな…
🍅「じゃぱぱさん、見えてる?俺が本物の占い師だからな!俺中心に見とけよ!」
えっぷりちゃん急にどうしたのw
見てほしいって意志強すぎん?www
{🍗視点}
占い師の件、考えた結果。
俺はどぬを信じることにした。
何故ならぷりっつも占い師だけど、白は適当に断言できるし、やっぱり
カラフルピーチのメンバーを信じたくなっちゃったんだよなぁ…
早くこのゲーム終わってくんないかなぁ…そろそろゲームしたくなってきた。
🍗「トーリトリトーリ みんなで一緒にトリトーリ…」
のあさんもヒロくんもここにはいないのか…
なんか、この歌も懐かしくなってきた気がする(?)
{🦖視点}
🦖「大体しか分かってないんだけど、人狼の正体って…
どぬとあっとくんだよな、ゲームマスター。」
🎮「そうだな。まだこのゲームには改善点があってな、人狼が夜に活動するときに
目の色までは変えられないんだ。そのせいで人狼が不利ってとこはある。」
🦖「お前がこのゲームを始めた理由は、なんだ」
🎮「ふーん、その流れで聞こうとするんだ。まあ、こんなところで
いう必要はないからな…」
俺がとても悲しそうな顔をしていたからだろうか。
ゲームマスターがため息を吐いた。
🎮「どうせ分かるんだから、今聞く必要はなかったんじゃないか?」
なんだ、教えてくれると思ったのに。
でも、何か企んでいるってことだ。
こいつの考えていることだし、きっと俺らにとって悪いことなんだろう。
とりあえずこのゲームを早く終わらせてほしいと、俺は思った。
前半戦は1日目そして2日目の朝の情報をお届けしました!
後半戦は2日目の議論からスタート予定です!
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