公開中
異世界3
「師匠、どうやって魔法を引き出すんですか???」
「そんなの決まってるだろ、とりあえず怪獣一体召喚するから、戦え」
「…は?」
なんかすごいことになった。魔法すらまだ使えないのに怪獣と戦えと?このローランドとかいう人はなにを考えているんだ、あ、師匠
「え、待ってください、え?か、怪獣??怪獣ってあのアニメとかでよく見る…?」
「は?アニメ?なんだそれ」
この世界にはアニメすらないのか、嘘だろ、すごいとこに来たってこと、今更実感したんだけど
「準備しろ、今からお前と戦ってもらう怪獣を出す」
うわっやばいやばいやばいやばい どうしよどうしよ
ドーンドカーン
「うおっ!なんか出てきたっ!」
「まぁ、あとは頑張るんだな、、お前の名前なんだっけ??」
「扱い酷くない!??」
「翔太です!翔太!」
俺は慌てて言った
「そうか、頑張れ」
師匠はそう言うと姿を消した
「あれ?師匠?」
師匠が姿を消したと同時にその怪獣が動き出した、、、俺の方に走ってきた
「なっうわぁぁぁ」
俺は走って逃げた。魔法がまだ使えない俺には無理矢理すぎる考えだ。師匠、やばいやつだ。
俺は必死に魔法を使ってみようとした。
「スーパーパワー!、、ハンドパワー!、、魔法よ出てこい!、、ビューン」
魔法は出てこなかった…。
もしかして呪文はなかったりするのではないかと考えた。
そこで今度は、魔法が出てくる様子を思い浮かべながら、頑張ってみた。
そして1秒もたたないうちに
ゴロゴロドカーン
目の前にいた怪獣の上に雷が落ちた。
「やった!たおしたぞ!」
すると師匠が急に目の前に現れた
「魔法使えたじゃないか、いい調子だ。」
師匠は思ってたよりも褒めてくれた。
「あとは魔法に慣れるだけだ、今日はもういい、明日の朝6時にまたここに来い、遅刻は許さないからな、それと、魔法の属性や魔法について、など、その他諸々、この屋敷のザラ様という方に教えてもらえ、」
「はっはい、」
俺は屋敷にもどった。いつもより長く感じた1日で、とても疲れたような気がする。もうこのまま寝てしまいたい。ふと時計を見るとまだ午後5時だった。
「あの、大丈夫ですか?なぜ床に寝転んで…ここ私の部屋の前なんですけど…」
聞いたことのある声だ…俺は顔を上げるとそこにはザラちゃんがいた。いや、ザラ様の方がいいのか?
「え、あ、はい大丈夫です、疲れてただけです、」
彼女は心配そうに俺を起こしてくれた
「あの、ししょ、じゃなくてローランドさんに、属性とかなんかを教えてもらえみたいなことを言われたのですが、」
彼女はすぐに答えた、
「あ、それは聞いています、明日の午後6時に、図書館に来れますか?」
「わ、わかりました」
明日の6時に教えてくれることになった。
俺は部屋に戻った。ベットに寝転がってすぐ、眠りについた。
その夢は、俺がたくさんの怪獣、魔王らしき人に殺される夢だった、俺がいた場所は、これよりも残酷だろうと言える場所がないほど、地獄にいたようだった、、俺は、怖くて逃げようとした、だが捕まえられた、
俺はこの悪夢のせいで起きた、俺は全身汗だくで、さっきの疲れが一気にまた襲いかかってきた。
気分転換をしようと、窓を開けた、涼しい風が入ってきて、綺麗な星空を見た、俺は少しだけ、恐怖が和らいだ気がした、
俺がもし、勇者になって、そして、そして、、本当に今の夢みたいなことになったらどうしよう。俺はこのことが頭から離れなくなった。
俺は、もう寝ようと思い、また、眠りについた。
翌朝、昨日の疲れは嘘のように吹き飛んだ、時計を見ると、朝の5時半だった、、、
俺は思いだした、訓練所に行かなければ…!
昨日のように順調に訓練が終わり、俺は少しだけ強くなったような気がした、属性などの勉強に少しだけわくわくしながら屋敷に戻った
ドカッ
「あっすいません!」
使用人みたいなメイドさん?が急いです様子で言った
「だいじょうぶですー」
俺が屋敷に戻った時からなんだかみんな慌ただしい様子だった
俺はあまり気にしなかった。俺は属性や魔法について教えてもらえることしか頭になかったからだ、
訓練がながびいたこともあり、6時10分くらいになっていたから、謝ろうと急いで図書館まで走った…走ってなんとか迷いながらも、図書館に着いた、
だけどそこに、ザラちゃんの姿はなかった…。
なんか気になるー(?)みたいな終わらせ方してみた!
語彙力は気にしないでくれ