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痛くて優しいおもいで。
公開中
おはよう、優しい君へ
目黒雪乃@スノ担
「ん…って、最悪…」 朝イチ、ぬるっとした感触が腹部を包み込んだ。 「うぇー…せーり」 生理はつらい。やだ。 暗くて怖くて、どろりとしている。 「…ふわ、おはよ、佐久間。」 「めめ、ボーイズデー」 「あ、わかった」 めめはわかってくれる。 めめやさしい。 「めめー、あったかいもの欲しい」 「ん、言うと思った。」 暖かい、少しハチミツの入ったホットミルク。 めめはキッチンから眺めている気配がするけど気にしない。 「ふー、ふーっ…あぢっ!」 「ぶふっwwww」 「ちょ、めめ笑うな!!!!」 めめは好き。 「ごめんねー、あ、暑かったねwww」 「んもぉ…めめったらー!」 「はいはい、これ」 ばなな。おいしい。 「そろそろ冷えたんじゃない?」 いつまでも優しい君が好きだ。
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目次
1......久しぶりの感覚
2......おはよう、優しい君へ
3......暖かい君の体
4......砂糖は甘く溶ける
痛くて優しいおもいで。
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