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エレクロ 本編 第16話「学年旅行」
2期エレクロOP曲
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※イヤホン推奨※
※フルで約3分半あります※
**本編 第16話「学年旅行」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
レッド「ひ〜まー!!」
学校が休校になってから、もう数ヶ月。
誰もが喜ぶ“長期休校”も、いざ続くと案外退屈だ。
床に大の字で寝転びながら、レッドは天井を見つめていた。
レッド(.....暇すぎる.....)
そんなとき、家のチャイムが鳴る。
レイラ「レッド〜! ドアあーけて!」
レッド「.....うう.....まぁ、暇だったし」
玄関を開けると、いつものテンションでレイラが立っていた。
今日は家に誰もいないので、リビングに通す。
レイラ「何もすることないから来てみたけど、やっぱ何もないから帰るね☆」
レッド「何もないって言うな。何しに来たんだよ」
レイラ「明日から学校再開だから忘れないでねってだけ!」
レッド「もちろんわかってますよ」
レイラ「まぁいいや! ジュースおかわりー!」
レッド「はいはい。(これでまた普通の学校生活が始まる.....のかな?) 」
そうして短い雑談を交わし、レイラは帰っていった。
レッド(.....明日から学校。何も起こらないといいけどな)
不安と期待が入り混じるまま、その夜を迎えた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
翌朝。何事もなく学校が始まり、授業もいつも通り進む。
そんな中、1学年には大きなイベント――学年旅行が控えていた。
先生「それでは、いよいよ来週に迫った “学年旅行” について話します!」
生徒たち「はーい!」
先生「まず行き先ですが.....皆さん知ってますか?」
生徒A「最近話題の『ネアロニホン』とか?」
生徒B「おぉ! ネアロニホン!」
先生「いいですねぇ〜、でも、違います!」
レッド(ネアロ.....ニホン.....?)
先生「今回行くのは――**『ゼログランド』**です!」
生徒C「ゼログランド?」
生徒D「なんか聞いたことあるような.....」
先生「別名 “無の荒れ地” 。多分歴史で出てきますね」
生徒A「なんでそんな怖そうな場所に.....?」
先生「旅行という形ですが、目的は “世界と触れ合うこと” です。
歴史ある地も見てみよう、というわけですね!」
生徒E「荒れ地って汚いの?」
先生「いい質問ですね! でもその荒れ地、とは “異質” という意味です」
生徒F「確か《Code 0.0 ZERO》でできたって歴史の先生が.....」
先生「その通り! ゼログランドはコードゼロの影響で誕生したといわれてますね」
レッド(.....コードゼロ.....)
レイラ「なんかすごそう.....!」
生徒A「楽しみ〜!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その説明が終わり、授業も終了。
学年旅行は4泊5日で、ゼログランドがある場所――
**『カラミティアルランド』**と呼ばれるリゾート地が舞台らしい。
そして最初の2日間は、観光祭といって自分ら出店などをするそう。
レッドは夕焼けの中、1人で下校していた。
レッド「学年の一大イベントだし.....普通に楽しむか」
レイラ「あぁ! 見つけた! おーい!」
振り返ると、夕日に照らされたレイラが走ってくる。
風に揺れる髪が、太陽により金色に輝いていた。
レイラ「1人で帰るなんて珍しいね。どうしたの?」
レッド「ただ1人でいたかっただけだよ。お前は?」
レイラ「準備遅かったらみんなに置いてかれちゃった☆」
レッド「で、なんで俺のところに?」
レイラ「レッドが通りそうな道を歩いてたら見つけた〜!
きっとぼっちだと思ったし!」
レッド「はっ、レイラよりかは友だちいるぞ?」
レイラ「そんなことないでしょー!」
レッド「それもわかんないじゃないか」
レイラ「ねぇぇぇぇええ!!」
レッド(.....この日常、いつまで続くんだろうな)
たとえ、エレメンターとしての役目を背負っても、
自分のは人生は自分で全うする――そう思いながら歩いた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
同じ頃。駅の改札を降りた女子高生が、観光パンフレットを眺めていた。
??「あっ、これ……」
そこには「高校生による観光祭」の文字。
写真には、レッドたちの学校があった。
??「カラミティアルランドで一般参加型.....? わぁ.....!」
少女の顔には、小さな喜びが、おりから吹きだした明け近い風のように、静かに、
ここちよくあふれている。そして、そのまま小躍りしながら駅から出ていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
光のない暗闇の基地。
電灯がわずかに影を落とす中、ひとりの女が書類を見つめていた。
?R「なるほど、“学年旅行” ね」
書類には、レッドたちの学校の情報。
そこへエリックが現れる。
エリック「へぇ、もうそんな情報まで掴んだのか。情報部は優秀だな」
?R「 “いいエサ” って言ってたのは、こういうことね」
エリック「それより、今日は俺たちの集まりだぞ。忘れるなよ」
?R「はいはい。で、今日は何?」
2人が薄暗い会議室に入ると、扉が静かに開いた。
そしてそこに現れたのは――あの男。
?W「おっ、先に来てるとは流石だね。関心関心」
エリック「残りの人員は?」
?W「任務中で遅れるらしいよ」
?R「早く来すぎたわね」
?W「まぁいい。時間はたっぷりある。
情報は少ないが――〔第5代〕のエレメンターなんて、一捻りできる__ 」
そして男はゆっくりと笑い、言葉を続けた。
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--- **「我々、`【ゼノカディア-XenoCadia- 】`の手にかかれば――」** ---
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**本編 第16話「学年旅行」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「ねぇレッド、これからバーに行かないか?」
レッド
「え、なんで、、」
作者
「辛いこと忘れて、バーで “バァーっ” と飲もうよ。バーだけに、ってね!!」
レッド
「.... (可哀想な子豚を見る目) 」
◇ついでにレイラも連れて行った◇
店主
「いらっしゃい! あれ、いつも1人なのに....もしや、
“ぼちぼち” 友だちができて、“ぼっち” 卒業か?」
作者
「ははっ、悪いけど1人で “墓地” には行けないよ?」
レッド
「ってなわけで、今日は個室空いてますか?」
店主
「もちろんさ少年、個室に “固執” するんだね?」
レッド
「いやいや、こちらも “皇室” のように丁寧に使わせてもらうよ」
作者&レッド&店主
「wwwww」
レイラ
「....えマジで何してるのこの人たち怖い....(困惑) 」