公開中
9-過去の縛り
きゃー///
まってた胸キュン回きましたー!!!
ひょー!
ゆうふき最高!
けどめっちゃ急に少女漫画風味にはならないよ。たぶん
タイトル怖いけど胸キュンだからねw
「いつも..?」
いつもって、なに?
腰が抜けて、ぺたりと地面に座り込んでしまった。
「...夕蘭?」
フキがこえをかけてくる
「ふ...、ふき、」
視界が潤んでいく。
「フキ...。」
絞りだしたのはかすれて、声にならない声だった
「どうしたんだ、夕蘭。」
「あ...あぁ...ッ。あた、わたし、私...ッ」
頭の中がグルグル、ぐるぐると廻って、考えることができない。
「...思い出したのか、」
「フキ、左腕...ッ、あたしの...ッ、あたしの、」
続きを言おうとすると、ガッと抱きすくめられた。
「それ以上、言うな。お前が辛いだろ、な?」
私は久々に、人の腕の中で声を上げて泣いた。
---
「...フキ、ごめんなさい、フキ、背高いから、漏らしたみたいになっちゃった...。」
「お前しゃがんでたししょーがねーよ。怒ってねぇし。」
そうサラリといってのけるフキの耳が少し赤くて、ドキッとする。
あ!フキって何かに似てるって思ってたけど、実家の里(メス犬)に似てるんだ!すっきり!
「ねーねー、やっぱしフキって夕蘭のこと」
恋雪が何か言っているけれど佐奈さんに口にお煎餅突っ込まれてる。
痛そう。
「全部、思い出したのか、お前」
真剣なまなざしで見つめてくるフキに、私は頬を赤く染めて頷く。
「私たち...仲間だったんだね...っ」
「フキのもう一つの能力で、私の記憶を改竄してくれてたんでしょう?......ありがとう。
」
私があのとき、あまりにも怯えていたから、怖がっていたから
私を星見夕蘭にしてくれた。
---
「初めまして、迷彩 紀琶です。よろしくね。」
「私がここに来た理由は______」
「私、玲蓮。よろしくね、迷彩さん」
それを聞いて私はムッと眉根を寄せる。
「紀琶ってよんでください!苗字だとなんか、落ち着かなくて...。」
_________
そこまでとりあえず思い返し、今はもう居ない友の顔を思い浮かべる。
「あのね、フキ。もうすぐ、ここの粛清と、改変が始まる」
24年に1度の、大改変。
きっと、そこで私は処分される。
前の長が戻ってくるのを待っているから
あ...れ?胸...むねきゅん.............
ラストが不穏だったね☆
夕蘭が来た理由が気になるね!
次回更新日はバレンタインデー!
ちゃんと投稿日を安定させたい。
あと何気に今回内容少なめ