公開中
#5【ジェノサイドエンド】
第一章二つのカルミヤ編
5話まで出せました。いっやぁ、、、、大変!!!!!!!!!!!
六話七話は三十日、三十一日続けて出したいと思います(多分(多分だからね?))
橙「へぇ~~本気かあ、、、ボコボコにした時の顔が楽しみだなぁW」
バンバンバンバンッバンッ
橙は次々に銃を撃つ。
橙「あっれれぇ?攻撃できないの?」
バンバンバンバンッ
十六夜はぴたりと止まったまま動かない。
橙「、、、、?」
橙は不思議に思う。弾丸が全くと言っていいほど当たらない。
なぜかだ。
橙は一体どういうことか分からなかった。
その時。
十六夜は突然顔を上げ銃を構える。
バン
橙「あっ」
十六夜が打った弾丸が橙の銃を貫いたのだ。
カチカチ
橙「、、?」
引き金を引いても引いても球は出てこなかった。
橙の銃はただの玩具と化していた。
橙は最初、意味が分からないという顔を浮かべていた。
が、段々と理解してくる。
橙「、、、、、クソクソクソ!!」
橙は怒りがこみあげていった。
十六夜は橙に近づく。
橙「、、、」
十六夜は橙に銃口を向ける。
すると
橙「、、、、殺してやる。」
急に橙の表情が変わると、どこからかナイフを取り出す。
橙「死ね。」
そう言い放ちナイフを飛ばす。
それは今までの比の攻撃ではなかった。
最後の力を使い果たしたような恐ろしい攻撃だった。
橙「どうだ!!!!お前なんか敵じゃないんだよ!!!!」
バンバンバンバンッバンッ
橙「、、、は?」
無情にもナイフは地に落ちていく。
そう、この世界は怒りなんかでどうにかできる訳がない。
どこまでいけども怒りや努力は才能に勝てないのだ。
非情な銃は橙の方を向く。
十六夜「最後に何かあるか?」
銃口は煌びやかに光っていた。
その時。十六夜の口から血が流れ出る
橙「、、、、効いてんじゃないか」
十六夜「いや、縛りだ。」
橙は驚く。
橙は「、、、お前の事見くびってたよ。」
橙は下を向き何かを悟った様な口調で話した。
橙「、、、、この世界はどこまでもクソだったよ。」
十六夜は右を向く。
バン
バタン
紅い雨は残酷な現実を際立たせた。
終わったのだ。橙との対戦が。
私は今すぐにでも、さき達のもとへ向かわなくてはならない。
バタン
しかし、無情にも私も地に倒れ落ちた。
______縛り。
私は命とも言えるタバコを犠牲に身体能力を上げた。
私にとってタバコは酸素と同じ大切さだからこそ出来る縛り。
覚悟がないものには弱く。覚悟があるものには強い。
今回の橙は戦闘時間が短かったものの大苦戦を強いられた。
この世界は一筋縄では行かない。
縛りはそう簡単に習得は出来ない___。
十六夜「、、、、」
いつもの病室で目が覚める。
舞「はぁーーーやっと起きたわね。あのねえ、、、縛りはあまり使うなって言ったでしょ!!」
舞は幼いながら治療のエキスパートで、肩を並べられる人物は早々いなかった。
十六夜「私一応病人なんだけど静かに出来ない?」
舞「はいはい!別に慣れてるでしょ何度もあったし!」
十六夜「はぁ」
舞「はぁってなによ!」
毎回まあまあの怪我をするとこんな会話が始まるのがお決まりだった。
舞「体力があるからって限界が無いわけじゃないだからね!この体力バカ!」
十六夜「はいはい。」
十六夜はある意味異質だった。
シャトルランは200はいけるし、10分完走で27周は出来る。
どれも彼女の努力もあるがもともとのポテンシャルは高かった。
だから彼女は縛りを習得できた。
十六夜は史上二番目の縛り契約者である。
舞「あたしは研究したいんだからさっさと直してよね!」
そういい舞は去ってしまった。
縛りを使うと直りが遅くなる。
全治3日もかかるのだ。
私はじっとするしかなかった。
まだ、さきとコルクは見つかっていないというのに。
6話へ続く____。
小ネタ
縛りはなんかかっこいいから付け足しました。
それっぽくなりました。