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記憶3
病室の外に出ると、長い長い廊下があった。
私はなぜ記憶喪失になったのか、なぜこの病院にいるのか、なにも話されていない。
あのまま話してくれるのを待つのもよかったが、暇だったし、散歩ということで医者を探しにいった。
患者は見た感じ居ない。患者は私だけなのか?
どうやって運営してるんだよこの病院。
さて、どうやって医師を探そうか。
部屋がありすぎてどこにいるのかわからない。
この病院は、結構広い。それにしても、人が全然居ないというのは、怖いものだ
とりあえず受付の所を目指して歩くことにした。医師はいなくたって、看護師くらいはいるだろう。
ガタンッ
確かに音が聞こえた。多分この部屋だ。誰かいるかもしれない、と思い、ドアをゆっくりと押した。
鍵はかかっていない。電気はついたまま。誰かがいたはずだ、でも、残念ながら誰もいなかった。
私の状況とかをなにか教えてもらおうって思っただけなのに、こんなに難しいものなのだろうか
だけど、もう戻れない。どの部屋から来たかを忘れた。
もうどうしようもないので部屋をひとつひとつ見ていこう。多分誰かいるはず、
私は部屋から出た。次は隣の部屋だ。やっぱり鍵はかかっていなかった。
でも、電気は消されていた。それなのに、なにを思ったのか、私は電気をつけてしまった。
まず注目したのは床だ。真っ白な床に、何か赤色のような、茶色のようなものが張り付いていた。
これは、なんだろう。私は少し考えた。…これは、間違いなく血だ。
なんで床に血が…?それは、3滴ほどの血が張り付いたものだった。誰かが怪我をしたのか、それともなんなのか、あまり、考えたくはなかった。
奥にも部屋がある。心の中では入ってみたいと思っていたが、気がつくと部屋の外にいた。
体はよっぽどその部屋に入りたくなかったのだろう。
私が廊下でウロウロしていると、1人の看護師に会った。
看護師「あら、なんで廊下でうろついているのかしら?」
「い、医者に会いたくって、今の私の状況が知りたいんです、なぜ入院しているのか、とか、」
看護師「……まぁ!とりあえず部屋に戻りましょう!」
「…はい、」
完全に言っている事を無視された。医者に会うことぐらい良いだろう。
そう考えながらも
私は案内されて、部屋に戻った。
あー、小説書くの下手だな、表現とかわけわかんないし、