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プレイス・ザ・ピース 1 〜謎の少女と始まりのテスト〜
りょっぴー
はじめまして、作者のりょっぴーです!
本作『プレイス・ザ・ピース』を見つけていただき、本当にありがとうございます。
このお話は、魔法がすべての世界で「俺、魔法使えないから筋肉で頑張るわ」と本気で信じ込んでいる超天然な最強少年リニアと、そんな彼に毎日ツッコミを入れまくる知的なお姉さん魔法使いルシアの、ちょっとおかしな凸凹コンビの冒険譚です。
バトルの爽快感、クスッと笑える日常、そして彼らが紡いでいく強い絆のパズルを、ぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは、記念すべき第1話――リニアとルシアの『始まりのテスト』へ、いってらっしゃいませ!
ある剣士が、仲間を求めて旅をしていた。その青年の名はリニア。
そんな彼の前に、一人の知的な少女が現れたのは、よく晴れた日の午後だった。
リニアが仲間を求めて旅をしていると、そこにあったのは集会所。
集会所の中に入ってみると、ワイワイ盛り上がっているテーブルと、受付があった。
「あのー、仲間を探しているんですけど・・・」
「それでは、名前を教えてください。」
流れるように手続きを終えてテーブルで待っていると、一人の少女がこっちに歩いてきた。
「あんたがリニア? 仲間を探してるんだって?」
じっとこちらを覗き込んできたのは、どこか知的な雰囲気を纏った綺麗な少女だった。
「僕はルシア、十七歳。これでも本を読み解くのが大好きな魔法使いよ。あんた、十六歳でしょ? 悪いけど、僕の仲間になりたいなら、ちょっとしたテストを受けてもらうからね。」
「テスト? うん、わかった。俺、魔法の才能はこれっぽっちもないけど、仲間と一緒に旅がしたいから、何でもやるよ!」
「……ふーん、言うじゃない。それじゃあ、集会所の外に出なさい。僕の召喚した『魔法の鳥』を捕まえてみせて!」
集会所の外に出ると、ルシアが魔方陣を作り出して、鳥を召喚した。
「じゃあ、この鳥を走って捕まえてみて。捕まえられたら合格。仲間にしてあげる。」
「じゃあ行くよ?」
俺は身構えた。
**「スタート!」**
合図と同時に走り出した。
鳥も、速いが追いつけない速さじゃない。
届きそうで、いける!と思った。その瞬間に、モンスターに襲われて泣いている幼い少女が目に入った。
俺は気づいたら少女の方に走り出して、モンスターをぶった切っていた。
◆◇◆◇◆◇
テスト中のリニアが向かった方向の森で、凄まじい|轟音《ごうおん》がした。
音がした方に向かってみると、モンスターの倒された姿と、怯える少女の髪を優しく撫でるリニアがいた。
「な、何が起きたの・・・?」
「いや、モンスターに襲われてる子がいて、気づいたら助けてただけ。」
「は・・・?気づいたら・・・?」
僕は困惑したあと、呆れてこう言った。
「君は仲間よりも命を優先した。パーフェクトだ。合格だよ。これからよろしくね。リーダー。」
プレイス・ザ・ピース作者のりょっぴーです!
第一話は楽しんでいただけたでしょうか!ぜひよければ次回のリニアとルシアの冒険もお楽しみください!
最初は「仲間」にするって言っていたのに「リーダー」に変わっていてルシアがリニアを認めたんだってことがわかったら嬉しいです!(わかっていなかった人も今わかりましたよ)