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正義を見失った僕は優者になりました 第1章 2話 来世に
あさひ
どうもあさひです✨
本文どうぞ(((特にニュースとかないんで
--- ...だめだ、ぼくはもう、やっていけない ---
<『ハッ...ハッ...ハッ...』
`やめて、やめて、やめてやめてやめてやめて`
体育の時間、僕は1人で倉庫と運動場を行ったり来たりしていた。
「おいお前俺の宿題やれよ〜w」>
<「はいッ…」
『マジで使いやすいわ〜w』>
<「…ッ」
ゆずが魔王に虐められていた。
僕はみてない。
ごめんね。
ごめんね
「おい、瀬賀。」>
`え…?`
<『は、はい!』
「お前も、いじめろ」>
--- **え?** ---
<『どういう…ッ』
「そのままの意味だ。俺が今やってたように、瀬賀もいじめろ。いじめるとストレス発散になるぞ」>
--- **`世の中、綺麗事ばかりじゃない`** ---
そうやって思った気がした
<『…はい』
--- …まけた ---
<「…」
<『お前なんか…ッいらない…ッ』
--- **`あたりの空気がさぁっと冷めていく感じがした。`** ---
僕のせいなの?
ぼくは、なにも、やって、ないの、に
しょうがないよ、だっ、って、あい、つ、が、
--- **…ごめんって言って、手を出すだけ** ---
それだけのことが、できない
僕の口は、何かに閉ざされたみたいに重かった
それ以上なにも言えず、僕は立ち去った。
<『ごめんね…ゆず』
その言葉が、やっと出てきたのは、
学校が終わって、布団に潜った時、だった
---
<【おはよう、あさひ。】
<『…うん、おはよう』
静かな、朝だった。
助けて、なんて言えるわけもない。
でも
これだけは言わなきゃ。
<『僕、桜ヶ丘中学校から転校したい。』
その言葉は、自分でもびっくりするくらいスラスラと口からこぼれ落ちた。
涙がポタポタとたれる
お母さんは無言だった。
ただ、そっと抱きしめてくれた。
<【辛かったんだね】
その一言で、もう僕には十分だった
---
<『瀬賀朝陽です。よろしくお願いします』
時は経ち、桜ヶ丘中学校から光ヶ丘中学校へ転校した僕は、教卓の前であの日のゆずのように自己紹介をしていた。
パチパチパチ…
静けさの中から大きく拍手が響いた。
その数秒間が、この中学校に認められた、という嬉しさでいっぱいになった。
転校して、よかった
--- **`けど、その嬉しさは突然に断ち切られた`** ---
<「夜花ゆずです。桜ヶ丘中学校から来ました」
`**なぜ?**`
僕はわからなかった。君がここに来た理由が。
その時、その余裕がなかった、と言った方が正しいかもしれない。
#**`僕は、逃げた。
たちまち変わってしまった。
いじめなんてそんざいしなかったこの平和な世界に、魔王を詰め込んでしまった。`**#
全て、僕のせいなんだ。そう思うことで、少し、周りから逃げれた気がした。
僕の居場所なんて、やっぱり、どこにも、存在していなかったんだ。
高いマンションの屋上に立つ。
風が顔を吹き抜ける。
こんな世界に、僕の生きる価値なんて、ないような気がした。