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余命10年の僕と僕を好きな君 1話
いぇい
シリーズ作りたい病にかかった。
多分またシリーズ作る。
「希美咲さん…貴方は、先天性気管狭窄症です。」
「…え…?」
「これは、生まれつき気管が細く、生まれてすぐもしくはカゼなどを引いて呼吸困難に陥る重症の病気です。難病に指定されています。」
「…そうですか…」
「…残念ながら、余命は10年です。」
これは、余命10年の宣告を受けた僕と、僕のことを好きになった君の話だ。
少し前…
優「おはよう…」
悠「優海、はよっ」
優「悠太、おはよう」
晃「優海、元気ねぇな?どしたん?」
優「あ、ううん…ちょっと眠くて…w」
晃「だよな~ww」
悠「俺ずっとゲームやってたらオールしてたぜw」
晃「それはやばいだろw」
晃「まぁ、体調悪くなったら言うんだぞ」
優「うん、ありがと」
たわいない会話をしていた。
眠いだけだと思ってた。
優「…」
悠「なぁ、なんか顔赤いぞ…」
晃「マジで大丈夫か?」
優「…うん、だいじょ、ぶ…バタッ」
急に、意識がなくなった。
多分、ただの風邪なだけだと、自分に言い聞かせていたけど、皆んなはものすごく心配していた。
悠「おいっ、優海!?」
晃「優海、大丈夫か!?」
悠「ダメだ、多分意識ないぞっ…」
晃「悠太は先生呼んでこい!次の授業の先生と保健室の先生!」
悠「おう、わかった!タッタッタ…」
だんだんと意識がなくなっていく中で、悠太と晃綺が先生を呼んでいる声が聞こえた。
それを最後に、僕の意識は途切れた。