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曲パロ わたしのアール
よみきり
死にたいな。
ふとそう思うことがある。
ど~せ誰も助けてくれない。
早く死にたい。
だから屋上に行って飛び降り自殺。
その屋上はとても高そうなんだ。
屋上までコツコツ、とローファーの踵が階段を蹴り、身体を動かしていく。
早く。
早く。
右足でローファーの踵部分を踏みながら左足を脱ぐ。
あ。
「先客」
その子は今にも私が飛び降りる前に飛ぼうとしてた。
柵に手を置き、
「ねぇ、やめなよ。」
その子は運命の人に愛されたくて、でも無理で。
辛いんだって。
は?
「ふざけんな」
なんとなく、癪だった。
ほしいものが手に入らなかっただけで。
奪われた事はないくせに。
その子は話したら楽になった。といい帰って行く。
その日は飛べなかった。
その子を助けたから。
今日は一旦飛ばなかった。
周りの子を止めたのに自分が死ぬのは罪悪感でもあったのかな。
次の日また屋上に行くと違う子が居た。
またその次の日も。
屋上から何人かの子に声をかけ、追い返した。
私もまだ死んでない。
でも、誰にもこの気持ちは話してない。
辛い。
苦しい。
いつ死ねるのかな。
ある日黄色いカーディガンの子が屋上に立ってた。
その子は私と死にたい理由が似てた。
話を聞くとどんどん苦しい。
苦しい、苦しい。
ああ。やめてよ。
私と重ねて、助けられないと思った。
でも、重ねて苦しくなった。
何処かへいってほしい。
「ねぇ やめてよ」
その子は
今日はやめておく。と言い消えていった。
その日も私は飛べなかった。
次の日。
屋上には私1人だけ。
誰にも邪魔されない。
辛くない。
苦しくない。
???????
苦しい。
誰か邪魔してはくれないのか、頭によぎる。
でも
「楽になれるんだ。」
括っていた三つ編みを解いて
カーディガンを脱ぎ、
靴を揃えて__
「飛ぼ。」
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