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4話「シメ」
グー
言っておきますが死に戻りじゃないですよ
死んだ時は死んだってちゃんと書きます
正体はいつか明かすつもりです
「そう言われると怪しく感じますね」
シメはぽつりと呟いた。誰もいない自室では彼の言葉が脳内を巡る。「俺は崩壊の指先じゃないぞ」その言葉だ。
ユウヤも同様に「この世界は王国が主流ですよ」という言葉が巡る。
「信じれませんね」
その声には明確な怒りがあった。
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今より前のこと
シメはある一般家庭に生まれた。両親に恵まれ幼少期から愛情を注がれて育った。運が悪いことにシメは崩壊の指先全盛期の間に生まれた。
崩壊の指先の被害は村にまで及んだ。
村は燃え、草木は枯れ、ひどい状況だ。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
「助けて!」
シメは思った。
(あぁ…なんと悲惨なのだろう。最後に面拝んでやるよ崩壊の指先)
「崩壊…崩壊…崩壊!!!!」
確かにあの時見た顔は今まで目の前にいたユウヤの顔だった。
「…殺す…………」
幼少期のシメはこの言葉を今日初めて言った
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「いくら謝ってもいくら否定しても村はなくならないんですよ。崩壊の指先も崩壊させることはできても再生はできませんから」
あの村は自分にとっての生まれ故郷で大事にしていた場所だったから、憎い、憎い、憎い。ただその一心で復讐をする。
「クルス様に報告を。」
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次の日
問題の場所 問題の時間になった
「シメはなんで崩壊の指先を嫌うの?」
「滅ぼされた村の敵討ち…復讐ですよ」
「俺が崩壊の指先だったら?」
「殺します」
「容赦ねえな!?」
「村の敵が目の前にいるんですから当然です」
「お前たちの怖さ憎さを知って全部言うよ。俺は崩壊の指先じゃない。俺は中山裕也、[このテキストは削除されました]だ。」
「そうか」
肝心な場所は聞こえなくとも彼には中山裕也だけで十分だった