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アバンギャルド・エスポワール⓪
アルカナ・ワンダー
<ぷろろーぐ>
ざあああ…
大きな雨の音雨粒が僕を襲う。冷たいというかんかくがすこしずつうすれていっているのがわかる。
?? 「おや?どうしたんだい?君、こんなところでうずくまっていて…。」
アル 「なんでもないです…。」
?? 「ねえ、君僕と一緒に来ないかい?」
アル 「僕…が…?」
?? 「そうだ。ヒーローになって見ないかい?」
アル 「なり…たい…。ヒーロー…に…。」
目の前が真っ暗になるのを感じた。
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アル 「ハッ…!」
テュ 「アル?大丈夫か?」
またこの夢…。ふう…。
アル 「大丈夫だよ。」
テュ 「今日から俺ら戦闘部隊だろ?しかもアルは第一戦闘部隊だろ?ったく…一戦部は、毎回前線で戦うんだから…。死なないように練習頑張ってこいよ。」
僕・アルカナワンダーは、SSSという組織の第一戦闘部隊所属している。こっちは、テュラン・キープセイク。僕の大親友だ。赤い髪と、笑った時に見える八重歯が特徴だ。テュクは第二戦闘部隊に所属している。ここはSSSの寮で、基本的に僕たちSSSの人間はここで暮らしている。休みの日は外で遊んだりできるけどね。この前もテュクと二人で映画を見にいった。
アル 「わかってるよ…。テュクは心配しすぎだ」
テュ 「ったりめえだろ!お前は…その…あれだからな!ふんっ…」
あれじゃ伝わらないよ…。という言葉は飲み込んでおいた。
アル 「テュク。いってらっしゃい。気をつけって帰ってくるんだよ。」
テュ 「お前もな。」
僕らは制服に着替えてそれぞれの訓練場へ向かった。
?? 「おや…。これはこれは…。アルカナ・ワンダーさん。」
アル 「お久しぶりです。アンジュさん。」
やつの名前は、アムール・アンジュ。SSSの社長と言うべきトップオブトップの存在だ。彼自身の個人魔法は守護系なので、一応は、援護部隊所属だ。僕を数年前、ここに誘ったのもこいつだ。
アル 「何のようでしょうか…」
アン 「それは………」