公開中
化物学校−番外編1
〜梨紅の誕生日会!編〜
「明日は梨紅の誕生日だー!そうだ!誕生日会開こう!」
最下位クラスだったので2人誕生日会だが。
「梨紅、何欲しいのかなぁ。」
そういえば梨紅がオシャレしているのは見たことがない。いつもパーカーだし。
「ブレスレットをプレゼントしよう!」
でも、ブレスレットを買うお金も場所もない、、、
「手作りするか。」
そう言ってみたものの、私は家庭科の授業の成績は絶望的すぎる。
「あ、頼りになる人が1人いるじゃん。」
家庭科の授業の生成オール5の優等生、夢乃だ。手先が器用で、おっとりした性格のため、みんなの人気者だ。
夢乃のリールは、「ヴァンパイアと細剣使い」
これまた相性が悪いため、最下位クラスだ。
伝説の「魂50個課題」の2番目だったため、最上位クラスにランクアップした。
「夢乃ちゃーん」
夢乃が大体いつもいる図書館の端っこにいる
今日もやっぱりいた。
「んー?どーしたの汐梨ちゃん。」
読んでいた裁縫の本から顔を上げてこっちを見るおっとりした目。『かわいいなぁ』←心の声
「私にブレスレットの作り方を教えて欲しい」
「いいよぉ」
あっさりOK。
そして指を傷だらけにしながら作ったブレスレットはなかなかの出来だった。
ラピズラリ色の石に周りに透明なガラス玉を使った綺麗なブレスレットだ。
「ありがとう夢乃ちゃん!いつかお礼はするよ精神的に!」
「うんどぉいたしましてぇ」
ばいばいと手を振る夢乃ちゃんを横目に見ながらパーティー会場の設営に取り掛かるべく家の自室へと走り出した。
---
パーティーの準備がちょうどできたくらいに梨紅がきた。
「ほら梨紅こっちこっち!」
部屋に入った梨紅はすごく驚いていた。
「えっ、すご!これ1人でやったの!暇人かよ」
最後の言葉は聞かなかったことにして、
作ったブレスレットをプレゼントする。
「はいこれプレゼント!」
梨紅はすごく驚いていた。
「えっ、これ汐梨が作ったの?!すご!よく作れたね!」
今日の梨紅は煽り性能高めのようだ。
そのあとはケーキを食べたりゲームをしたりして楽しく過ごした。
その後梨紅はブレスレットをずっと付けている
よるそらです!こんにちはまたはこんばんわ!
化物学校番外編を読んでくれてありがとう!
時間が少なく番外編に逃げた私ことよるそらです。
今回は誕生日編でした!