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レミフラ 喧嘩
レミリア「咲夜!プリンを作ってくれるかしら?食べたくなったからね」
咲夜「了解です。作ってきますね」
レミリア「ええ、お願いするわ」
フランドール「あ、私も食べたい!!咲夜、作って!」
咲夜「了解で、、、あ、いけない!プリンの材料が1人分しかないんだったわ、、、!」
レミリア「え!?じゃあ、プリンの件はどうなるの?」
咲夜「すみませんっ!買ってまいります!」
レミリア「待ちなさい。今日は店は休みよ。」
フランドール「えぇ!!じゃあ、プリンはどっちが食べるの?」
レミリア「もちろん私よ。私の方が先に言ったのだから。」
フランドール「え!?お姉様、ずるいよ!ここは妹に譲るでしょ?」
レミリア「無理よ。決めたものは決めたものだからね。」
フランドール「意味わかんない!!」
レミリア「じゃあ、弾幕ごっこで勝負するかしら?」
フランドール「………いいよ。お姉様には絶対負けないから」
--- 外 ---
レミリア「いいじゃない。じゃあ、始めましょう」
フランドール「ええ!先手必勝よ!『禁忌 クランベリートラップ』!」
レミリア「っ『天罰 スターオブダビエ』!」
フランドール『『禁忌 恋の迷路』!!?』
レミリア「『紅魔 スカーレットデビル』よ!!」
フランドール「『QED 495年の波紋』でどう!?」
レミリア「『神罰 幼きデーモンロード』!」
フランドール「なら数で対抗よ!『禁忌 フォーオブアカインド』!!」
レミリア「これで終わりにしましょう!『神槍 スピア・ザ・グングニル』!!」
フランドール「終わるわけないでしょう!『禁忌 レーヴァテイン』!」
カチッ
咲夜「お嬢様、妹様、そこまでです。」
フランドール「なんで止めるの咲夜!これは私とお姉様の勝負だよ!?」
咲夜「そのようなことで喧嘩するようじゃ、おやつなどありませんよ!」
レミリア「っ〜〜〜〜〜〜…………しょうがないわね、今回は見逃してあげようじゃない。」
フランドール「っ、、、もういいよ!見え張らないで!もうお姉様のことなんか知らない!」
レミリア「っそう!じゃあ私も知らないわ!勝手にしなさい!」
フランドール「いいよ!?全然私はね!?後から泣きついてこないでよ!?」
レミリア「そんなこと言うわけないでしょ!!私はもうあなたを引き止めないからね!?」
フランドール「だから、別にいいって言ってるでしょ!じゃあ、さよなら!」
タッタッタッタッタッ
レミリア「はぁ、、、ようやく行ったわ。これでのんびりできるわね。」
--- 里 ---
フランドール「衝動で出てきちゃったけど、、これからどうしよう、、、」
???「あっ!フラン〜!」
???「どしたん!?何しとんの〜!?」
フランドール「この声は、、、明、魔理音!」
明「うん!何してるの!?」
魔理音「フランが里に出てきてるになんて滅多にないからな〜、、」
フランドール「…………………実は、、、」
--- 喧嘩のことについて話した ---
魔理音「そうか〜、、、、」
明「……そっか、、、、」
フランドール「っ………(言わない方が良かったかな、、、)」
魔理音「……なぁ!フランはさ!その喧嘩で、自分に悪いとこがあったと思ってんの?」
フランドール「…うん、、思い返してみれば、自分にも悪いところがたくさんあったなぁ、、、って。」
明「そう思ってるなら、あとは謝ってみないとな!」
フランドール「でも、、今の状態で許してくれるかな?」
魔理音「……フランとさ、初めて会った時も、レミィと今みたいに喧嘩して、里に出てきた時だったじゃん」
フランドール「っ!そういえばそうだね」
魔理音「そうそう。そんで、相談してくれたときに私が言った言葉覚えとる?」
フランドール「っ!『逃げてばっかじゃ、何にもならないだろ?』だよね!?」
魔理音「そうだよ。!そん時も、謝って仲直りしたんやろ?なら、今回も謝ればええねん」
明「時には逃げることも大切だと思う。でも、これからフランが一生レミィと話せないって言うのは辛いと思う」
魔理音「うちらも喧嘩する時あるけど、結局なんか知らん間にまた仲良くしとるからな。」
フランドール「、、、うん!お姉様に謝ってみる!」
魔理音「そうやな!」
明「いってらっしゃい!」
--- 紅魔館に戻った ---
ガチャ
フランドール「ただいま、、、」
咲夜「あっ、妹様!お戻りになられましたか」
フランドール「うん。私ね、、、お姉様に謝る。」
咲夜「!ええ、そうですね」
フランドール「うん!いってくるね!」
ガチャ
レミリア「ッ何!」
フランドール「お姉様、、、あのね?、、、、ごめんなさい」
レミリア「ッ私からも、、、、、ごめんなさい、フラン。」
フランドール「えっ!?」
レミリア「私、、、本当は怖かったのよ。フランが本当に紅魔館からいなくなること。」
フランドール「、、、、多分ね。私も怖かったの。紅魔館に帰れなくなることが。」
レミリア「ッそう、、、」
ギュッ
フランドール「へっ?」
レミリア「本当に、、、本当に心配した、、、。もういなくならないでね、、、!」
フランドール「ッもちろん!もう私はいなくならないから!」
レミリア「考えたのだけれど、、、プリンは、半分にしましょ?そしたらどっちも食べれるわ」
フランドール「うん!もちろん!お姉様、ありがとうね!」
レミリア「もちろん、大好きな妹のためだからね!」
胡桃「リクエストありがとうございました!」