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第2話 心美の能力
スライム
霊夢「あ、そうそう。まだアンタの能力知らなかったわね。」
ココ「能力?」
魔理沙「あぁ、この幻想郷には能力を持った者が居るんだ。全員違うぞ。」
霊夢「外の世界から来た者には無いんだけど、幻想入りした者は持っているわ。アンタから魔力も感じるし。」
ココ「なるほど。それで、どうやって知るの?」
霊夢「紫〜」
紫「はぁい。何かしら?」
ココ(気持ち悪い空間からおばさんが来た…)
紫(今ものすごく失礼な事を言われた気が…)
霊夢「この子の能力を教えて欲しいのよ。アンタだったら簡単に分かるでしょ?」
紫「…あ〜なるほど。なんとなく察したわ。えーと、この子は五感を操る程度の能力を持っているみたい。」
ココ「五感を操る?」
魔理沙「五感ということは、視力、聴覚、嗅覚、触覚、味覚を操れるのか?」
紫「ええ。そうゆう事ね。あと貴方…」
ココ「な、なんでしょう」
紫「…いえ、なんでもないわ。それじゃあ私はこれで〜」
ココ「消えた!?」
霊夢「そろそろ着くわよ〜」
ココ「紅魔館って事は、紅い魔の館みたいな?」
魔理沙「あぁ。」
霊夢「そういえば、アンタよくうちの神社の階段を息切れも無く登りきったわね。」
ココ「こうみえて体力には自信があるんで。体術や剣術もいけるよ?」
魔理沙「ふむふむ。だったら後で紫にお前専用の刀を作ってもらうといい。」
ココ「まじか!やったぁ!」
霊夢「紅魔館に着いたわよ。」
美鈴「ぐ〜ぐ〜。」
ココ「門番が寝てる…」
魔理沙「日常茶飯事だ。ほっとけ。」
咲夜「あら、霊夢に泥棒魔法使いさんじゃない。」
ココ(メイドさんだ…)
魔理沙「人聞きが悪いなぁ。死ぬまで借りてるだけだぜ?」
咲夜「それを泥棒って言うのよ。あら?貴方は誰?」
ココ「あ、えっと…」
【少女説明中…】
咲夜「なるほど。私は十六夜咲夜です。ここ、紅魔館のメイド長をしています。よろしくお願いします。」
ココ「あっ!いえいえ!よろしくお願いします!」
咲夜「そんなに緊張しなくて良いですよ」
ココ「あの…さっき、門番らしき人が寝てたんですけど…大丈夫ですか?」
咲夜「へぇ…そう…」
美鈴「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ココ「え?消えた?」
魔理沙「咲夜は時を止められるんだ。」
ココ「何それ最強じゃん。」
霊夢「まぁデメリットもあるわよ。」
魔理沙「ちなみに私は魔法を操れるぞ?」
ココ「まぁ見た目魔法使いだしね。霊夢は?霊夢は?」
霊夢「私は空を飛ぶわ。」
ココ「へ〜以外」
咲夜「ごめんなさいね。紅魔館を案内するわ。着いてきて。」
ココ「わぁ…広〜い。まるでダークな雰囲気のお城みたい…素敵〜…」
咲夜「ふふ。お嬢様が聞いたら喜ぶかもしれませんね。」
ココ「お嬢様?」
咲夜「あ、そうそう。この紅魔館には私含め6人が住んでいるんです。まぁ妖精メイドやゴブリンを含めたら数え切れないほどですけど。」
ココ「へー!良かったら1人づつ紹介してくれる?」
咲夜「ええ。能力や性格もお教えしますわ。」
霊夢(出番がねぇ…)
【少女紹介中…】
ココ「なるほど!皆に会ってみたい!あでも…フランさんは1番最後で…」
咲夜「分かりました。着きましたよ。」
咲夜「コンコン失礼します。お嬢様。」
レミリア「どうしたの?咲夜。霊夢も居るわね。貴方は…あら?初めて会う子ね。」
ココ「あっえっと…」
【少女説明中…】
レミリア「なるほど。あ、紹介がまだだったわね。と言っても、咲夜から聞いていると思うけど。私の名前はレミリア・スカーレット。この館の主よ。よろしくね、ココ。」
ココ「よろしく!」
レミリア「咲夜、皆のところに案内してあげて。」
咲夜「かしこまりました。お嬢様。」
【大図書館に来たよ!】
魔理沙「( ºωº )チーン…」
霊夢「見ないと思ったらこんな所に居たのね。」
パチェリー「ゼェゼェゼェゼェゼェゼェ」
小悪魔「パチェリー様ぁぁぁ!!」
ココ「…カオスだね。」
霊夢「いつも通りよ。」
咲夜「えー…ゴホンさっきも紹介したけど、この赤髪の子が小悪魔。名前は無いから見た目でそう読んでいるわ。それでこの帽子を被っているお方がパチェリー・ノーレッジ様よ。喘息持ちだけど偉大な大魔法使いよ。」
ココ「あの…大丈夫ですか?」
パチェリー「…ええ…見苦しいとこを…見せたわね…盗まないならここの本は自由に読んでいいわよ…ちゃんと返してね…どっかの誰かさんにならないように…。」
ココ「あ、はい…。」
咲夜「…最後、妹様の所に行きましょうか。」
ココ(緊張するなぁ…)
霊夢(今のうちに逃げとこ)
咲夜「コンコン失礼します。妹様。」
フラン「咲夜!どうしたの?あれ?後ろの子はだぁれ?新しいおもちゃ?」
ココ(うん怖い。)
咲夜「おもちゃじゃありませんよ…」
【少女説明中…】
フラン「ふーん。貴方能力持ってるんだよね!」
ココ「え?あ、まぁ…はい。」
フラン「フランとどっちが強いか弾幕勝負しようよ!」
ココ「え?」
ココ「えぇ〜!?」