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文房具物語。
そして、しばらくその人間の家で過ごしていた時…。
ピーンポーン
という音が鳴った。
「チャース、開けてきて。」
「は、はい!今いきま〜す」
私はゆっくりと、扉?を開ける。まだ重くてあまり慣れていない…。
「こんにちは。」
す、すごい美人だ…。誰だろう?
「あ、あの…」
私が誰か聞きかけたけど、私の言葉は遮られてしまった。
「あなたは、シャープペンシル…ですか?」
「…え?」
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とりあえず家にあげた。
「私もシャープペンシルから人間になりました。そして…教えたいことがあります。」
…なんだろう…。なんか不思議な魅力?がある人だなぁ…
「そもそもあんたはなんなんだ?どうやって私達の家を突き止めた?」
「ま、まぁまぁ。シニさん。少し落ち着いて…。」
「それはおいおい話します。そして、シニさん、でしたっけ。そして、隣のシャープペンシル。最近体が重かったりしませんか?」
「…!」
いきなり核心を突かれたような気持ちになる。
「な、なんで…。」
「やっぱりそうですか。急いでシャープペンシルの芯を入れてください。この人間界ではシャープペンシルの芯が命の代わりになるのです。」
「で、でも芯なんか持ってな…」
「私のを貸します。」
…この人は、未来の未来を見ているような魅力があるな…。でも、助かったぁ…。
「ありがとうございます。ほら、シニさんも…。」
「チャース、ありがとう。でも…この人のこと、何も知らないから…悪いけど、私はあんたを信用してない。」
「で、でも、この芯を入れた途端に、疲れが吸い取られるような感じになりましたよ!」
こんな険悪なムードなんか絶対に嫌だ!
「まぁ、そうだね。礼は言っとく。ありがとう。」
「いえ。そして、シニさんの問いに答えます。私はなにか、どうやって家を突き止めたのか。」
…ゴクリ。一体この人は何なのか、ついに知れる時が来た…。
「私はあなたたちと同じ、捨てられる運命だったシャープペンシル。そして、なぜここがわかったかのかと言うと、私はシャープペンシルの気配を探ることができる。その気配を探ってここについたの。…これで質問は全部?私は、あともう一人のシャープペンシルにまたこの事実を教えに行かなきゃいけないの。その子は、ゴミ箱から這い上がった。」
その子って、え、もしかして…。
「まぁその子は処理されたってことになっているだろうから、あなたたちよりかは追手は少ないと思うわ。」
「…あんたが私達の追手ってことはないよな…?」
シニさんが疑いの目を向ける…。疑り深すぎない?
「…かもしれませんね。まぁ、この家に来た人は積極的に警戒したほうがいいでしょう。」
「は、はい。」
「それでは。また別の子に行きます。あ、そうそう。このシャープペンシルの芯の取得方法は、アルバイトというものをして、人間界の通貨、金というものを手に入れるの。そして、スーパーでシャープペンシルの芯を買えばいいわ。わからなかったらまた聞きなさい。それじゃ。」
「ま、待ってください!」
私はその人を呼び止める。
「私も、その子のところ、連れて行ってください!」
「は!?チャース、何考えて…」
「シニさん、多分今からこの人が行くのはシチエちゃんのところです!私も、謝らなきゃいけないし…私達だけ助かっちゃったこと、絶対怒ってるから…」
「怒ってる、で済めばいいんですけどね…。どうやらあの子、かなり恨んでるみたいですよ。」
「まぁ、ポジティブに考えるとそれだけ信頼されてるってことだ。私もついていくよ。」
「それじゃあ、あなたの名前を教えてください!」
「私の名前、ですか…。ヌイシャ、でどうでしょう。」
「それならよろしくお願いします!ヌイシャさん!」
こうして、私達の新しい人間界での生活が始まった…!