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#5
おはよう(?)ございます。
朝。窓から朝日が差し込む。
「まお〜〜〜さまぁ!!」
ディーナ、ではなくピュアの声が響く。
「そんなに大きい声を出さなくても聞こえている。そこだけはディーナに似るな。」
「ほえ?」
その場にいたディーナはクスッと笑った。
「いいと思いますよ〜。元気なのは。」
「……」
ラヴィーナはそうじゃないという様に黙った。
「そう!まおうさまとディーナ!こんどはじょうかまちをあんないしてほしいんです!!」
ディーナはニコッと笑った。
「それぐらいなら、私たちに任せて!!」
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城下町の商店街は、活気が溢れていた。
「賑やかだよね〜!」
ピュアは嬉しそうにピョーンと跳ねた。
「わぁ〜〜!!!!」
「てか、ピュアってスライムみたいに歩く(?)よね。まぁ可愛いけど」
「跳ねたり、転がったりして移動しているな。まぁ可愛いけど」
すごい愛されている様だ。可愛いって恐ろしい。
「へへ、そうかなぁ……あ!あのおみせいきたい!!」
ピュアの視線の先、そこには“ケーキ屋さん”があった。
「あのお店、最近オープンしたらしいよ!行ったことないお店だし、行ってみよう!!」
おおっ!!…とディーナは目を輝かせながら言った。
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お店に入るとカランカランと鈴が鳴った。
「いらっしゃいませー」
店員が出迎える。
「おしゃれでモダンだね〜」
「最近オープンしたお店の様だな。」
「小型のペットも入店可なのは流石だね(笑)」
「ペットじゃないもん……」
2人+1匹は席に座り、メニュー表を見た。
ショートケーキにチョコケーキ、モンブランなど定番なケーキや、斬新で映えるケーキなど、たくさんの種類がある様だ。
「見た目もおしゃれだし、どれも美味しそうだね〜!」
「ぼく……これにする!」
「いいね!じゃあ私は………」
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「いただきま〜す!」
ディーナは苺ののったロールケーキ、
ラヴィーナは色とりどりなフルーツタルト、
そしてピュアは雪の様に白いミルククレープだ。
「甘くて美味しい!!」
「わぁ〜こんなにおいしいの、はじめて!!」
「…!!」
数分後、最後まで美味しく完食した。
「今度はリィトと4人で来たいね!!」
2人+1匹は機嫌良く店を出た。