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よんわ
はい
あらすじのストーリーと違うわ全然
まぁいいや
美香は体育委員、ふわちゃんは図書委員会だって。
それぞれ放課後に仕事があるので、待ち合わせして一緒に帰ることになった。
「じゃ、イケメンたちとハーレム生徒会頑張ってー」
「ハーレムとか言うな、」
「頑張ってね、依織ちゃんならできるよ、!」
「うん、ありがとねふわちゃん」
私は苦笑しつつ2人に手を振った。
すると、莉犬さんたちが居た。
「一緒に行こー、委員長さん♡」
「拒否権はないですよー」
どうやら、今日は会計と書記は別らしい。
と言うわけで、るぅとさんと莉犬さんだけがいるわけだ。
「…委員長なのに副委員長に決められるのはちょっと、」
「、っ…ぐぅ…」
「どうせ行く場所一緒ですし、変わりませんよ」
「…まぁ良いですよ、…」
「やった!あとさ、タメにしようよ」
「僕は敬語癖なんであれですけど、」
「…どうしてもですか、」
私が嫌そうにすると、莉犬さんに苦笑された。
「そんなあからさまに嫌そうな顔しないでよ、w」
「…ぁ…、…ごめんなさい、」
「じゃ、お詫びにタメね!はい決定!」
「ぇ、演技…!?」
「ふふんw」
「…一緒に行くのやめましょうか」
「ごめんごめんごめん!許して一緒に行こうよおおお」
莉犬さんが騒いでる間に、私はその場を離れた。
「莉犬、うるさいと怒られますし、間に合わなくなりますよ?」
「しかも月乃さん先行ってますよ」
「え」
莉犬さんが大声で迫ってくる。
「月乃さん待ってぇぇっ…!!」
ドドドド
「ちょ、莉犬さん、走っちゃあぶな…!」
私がそう言うのも遅かった。
ドンッ
「痛…っ!」
私は、莉犬さんにのられていた。
いわゆる押し倒される、と言うやつだ。
「あ…ごごごごめん!!」
「ぁ、な、何してるんですか、!?」
私が恥ずかしさのあまり固まっていると、莉犬さんが慌てて退いた。
莉犬さんは、まるで自分がしたことに傷ついてるようで。
声をかけるのをためらった。
「…本当にごめん」
莉犬さんはそういうとふいっと顔を背けて小走りに去っていった。
るぅとさんがそれを慌てて追いかける。
「月乃さん、すみません!僕たち早退って伝えといてください!」
私は、ぼうっとしていた。
私が傷つけてしまったんじゃ無いか、と。
莉犬さんに何かしらトラウマがあったなら、私のせいで思い出させてしまったんじゃ無いかって。
気づけば、急がないと送れる時間だった。
私は、慌てて立ち上がり、生徒会室まで走っていった。