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5話
現在進行形で亜鯖が殺されそうになっている修羅場でございます。
「莉乃~一旦落ち着こうか」
「落ち着けるわけ無いでしょ!!私の美夏がこんな、こんな、スパダリに勝てるわけないじゃぁぁぁぁん」
いや、なんか唐突に泣き出した。
というか言い方が私が性格以外スーパーダーリンの亜鯖に堕ちたみたいな言い方やめてくれ。
「ほら、泣かない泣かない。いい年なんだからさー」
「だって、好きな人が別の人に床ドンとかされてたら泣くじゃん......」
上目遣い、泣き顔、ドチャクソカワイイは反則じゃない......?
あ”-あ”-ワタシハジブンデユリハシタクナイヨー
「美夏は私の事どう思ってるの......」
ヤベェ、フラグが半端なくヤバイ。
回避、せめてたたき折れないなら回避で
「ごめん、一人悩んでるところ悪いけど作者が感情描写ばっかり書きすぎて状況伝わってるか分かんないって。後、莉乃寝てる」
「うん。作者今言う事かぁ!?」
後二言目のほうがまぁまぁ大事だったぞ。フローリングで寝たら寒いでだろ絶対。
「あー、なんでこんな酔ってるんだか」
「美夏がフッたからじゃない?」
「まだ、フッてはない」
逃げ出しただけなんだよなぁ。とりあえずもう遅いし莉乃は泊めてくか。
「でも、決着着けないとお互い苦しいだけでしょ」
「何でこんな時ぐらいしか亜鯖さんは真剣じゃないんですかねぇ」
「相談されたことは最後まで見届ける性分なだけだよ」
はぁ~決着といってもどうすればいいんでしょうかね。