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4話 ごめんなさい
「自分の好きを貫きや。」
ごめんなさい!私好きとかよくわからないの。だからさ、私ここから出ようと
思うの。だって、私みたいな無能なんて置いてても無駄。実際にそうでしょ?
甘えてばっかりで手伝いもできずサンドバック相手にもなれない。自分の事は
大嫌いだ。でも、皆は大好き。こんな幸せな生活お母様はお怒りになるだろう。
不幸になるべき人物が幸せに。そんなのはお母様がキレてしまいます。私の
ことを忘れてください。
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翌日
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リビングにはこんな置き手紙があった。
『自分勝手でごめんなさい。私は皆さんに合わせられるような顔が
ありません。なので出ていきます。探さないでください。
大変申し訳ありません。
すごく反省しています。
ケーキでも買ってお詫びします。
手伝いが出来ない無能ですいません。
#名前#』
「まって!」
「ん?」
「ここ…、」
ゆうさんは指を指す。メッセージを残していたからだ。
「大変申し訳ありません。
すごく反省しています
ケーキでも買ってお詫びします。
手伝いが出来ない無能ですいません。」
縦にするとタスケテの暗号だ。ゆうさんは紙の裏を見た。暗号に気づいたら、
この住所に来てください。そう書かれている。ゆうさんたちは車を走らせる。
間に合って!お願いッ!