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星になった君へ 11話
If(猫宮いふ)→🤪
-hotoke-(稲荷ほとけ)→💎
( )→思っていること
やっほ〜
きら✨ こと 天野きらら✨です!
最終話です
🤪「グスッグスッ…ごめん、ごめんな」
助けられなかった
いじめられていることを知っていたのに
助けられなかった自分が大嫌いだ
大切にしていた人を助けられなかった……
---
2年後
机の上にある何かが転がってきた
キラキラ
🤪「?…これ、」
小さな瓶で作られた、スノードームだった
💎『いふくん!!』
🤪『どした?』
💎『これ!!作ったんだ!!あげる!』
🤪『きれいやな…昨日見た星みたい…』
💎『でしょ!!これふると星が降ってきてるみたいなんだ!流れ星みたい』
🤪『一生の思い出になりそうやな!』
💎『きれい…』
🤪『やな…』
🤪「ほとけがくれた…」
🤪「…」
💎『ねぇ!冬も来年も再来年も見に来ようよ!!』
💎『約束だよ!!ニコッ』
約束…ほとけ…
会いたい…会いたい…
2日後
今、俺は、2年前にきた公園にいる
辺りは真っ暗で自分1人の空間のようだった…
今は8月○日の○時
2年前、ほとけと一緒に見た夜空を見上げる
🤪「綺麗だな…」
💎『○○中学校ってどこですか?』
💎『よろしくお願いします…』
💎『ぼくはいふくんって呼ぶね?』
💎『…ずっとこうしていたいな』
💎『いふくん!ニコッ』
💎『え…』
💎『やめて!!』
💎『もう辛いんだ。耐えられないよ…』
💎『大好きだよ…』
ほとけとの思い出がよみがえる
🤪「ほとけ…グスッ」
思い出すことが辛い
🤪「グスッグスッ」
🤪「グスッ…?」
遠くに誰か立っていた
🤪「…ほ、ほとけ…?」
💎「いふくん!」
そこには、星になったはずの |きみ《ほとけ》 がいた
🤪「ほとけ!!」
💎「いふくん…!!」
🤪「グスッ…ごめんな…グスッ俺が助けられなかったせいで…」
💎「全然いいの!!気にしないでよ」
🤪「ほんまに…?グスッほとけ…俺ら…友達でいいの?」
💎「ずっと友達!!僕はもう、行かなきゃだけど…僕はずっといふくんのこと見ているよ 僕といふくんは “友達” だから!!」
🤪「ありがとう」
💎「また、いつか」
🤪「またね、ありがとう、大好きだよ」
💎「僕も!!」
🤪「あ…」
気づくとほとけは消えていた
寂しいけど…ほとけがいなくなっても、ずっと友達だから
🤪「流れ星!」
🤪(ほとけが幸せにいられますように)
流れ星は一瞬で消えた…さっきのほとけのように
もう一度空を見上げる
星がきれいに瞬いている…星になった君が笑っているかのように
🤪(願いが届くといいな…)
🤪(星になった君へ)
完結〜〜〜〜
初投稿小説、完結しました!!
別の小説も投稿中なのでよろしくです!!
おつきら〜✨