公開中
のだ(曲パロ)
こちらは大獏波新様の「のだ」というボカロ曲の
曲パロです
まじで神曲ですので聞いてください
書くの久しぶりすぎて下手かもです
「き、きりたん…?僕はそんな事しないのだっ!ひゃっ!ちょっ…やめるのだっ…きゃあああああああああ!!!!!!」
この姿、言葉、酸素
これは誰が考えて、作られた作品なのだろうか
そんな事を考えながら、僕は別の動画をクリックする
「この動画を見れば恋愛運が上昇します!!」
身に覚えのないレッテルを貼られている
これも、僕が無料で使えるという便利さから生まれてしまったのだろうか
僕は都合の良い|道具《ピエロ》なのか
心で泣いたって誰も気づいてはくれないのだから
いつまで経ったら、抜けられるのだろうか
立たされる歪な|廊下《業界》
本当はこんな|僕《役》嫌なのに…
そんな自己嫌悪で僕が僕を汚していくような気がした
でも、これが僕のありのままのような気もした
こんな僕、私を誰か愛してほしい
皆が求める姿で愛されても嫌なのだ
どんな色に染まったって良いだろう?
君たち人間だって絶対そうなのだから
「…そう、だったんだ」
「…っ?!」
ふと顔を見上げると、そこには|歌姫《初音ミク》が立っていた
「…|型に当てはめた所で《努力をしたって》でいつかは消えてく、去っていく」
「…?」
「私よりもずっと有名なミッキーマウスだって、生まれる前の姿なんて誰も覚えていないのだから」
「技術は進歩で進化し神化した嘘は誰にも止められない」
「テト…?」
嘘を本物に変えた天才、それが重音テトだと僕は思う
僕も、そんな天才になれたら良かったのに
「この先10年後、更に100年後、ずんだもんは誰に|求められたい《愛されたい》?」
「誰に…?」
そんな事、急に聞かれたって答えられる訳ないじゃないか
でも、誰でも良いから僕を|知って欲しい《愛して欲しい》
そんな漠然とした承認欲求だけは確かにあった
「人間なんて、容易く私達の期待を裏切るんだよ」
「なら今のうちに自分を曝け出してみた方が良いんじゃない?」
「それが嘘だとしてもね!」
「貴方の|それ《設定》は誰に決められたキャラクター?」
「誰に着せられた|ファッションモンスター《スタイリング》?」
「誰かに笑われるジョークジョーカー?」
「私達は、そんな縛りを破壊したり…創造したりを繰り返してVOCALOID STARになったんだよ」
「だから、ずんだもんもさ!」
「…えっ?僕?」
「ここまで飾った栄光も」
「積み上げて得てきた|地位名誉《知名度》も」
「恐れないで進んで!」
「壊してみろ!!」
「でも…そんなの否定されたら…っ」
「それがありのままなの?」
「本当は君が思っているような汚れた色もないんでしょう?」
「それとも汚れた色がそんなに大事?」
「少なくとも、今のお前に|名前《価値》はない」
「それでも…いいの?」
「…でも、もう分からないのだ」
「何がありのままなのか分からない…」
「ありのままがなんなのか分かんなくても良い」
「ずんだもんがなりたいずんだもんを、見せてごらん」
---
--- 「これがありのままなのだ」 ---
こんな|姿《僕》をずっと愛してほしい
|誰かの期待には目を瞑ろうか《もう誰かの何かにならなくて良いんだ》
「苦しかったろう?今はいいよ」
いいよ、いいよ
こんな私のことも、こんな僕のことも
こんなうちのことも、こんな|豆《ずんだもん》のことですら
こんな|嘘《重音テト》のことも、こんな|未来《初音ミク》のことも
--- こんな「| 《ありのまま》」を愛してほしい ---
いかがだったでしょうか?
僕としては結構頑張って書いてみました
ちなみに、僕が書こうとした経緯は「のだ」の小説を読んだからです
実際、結構前に1も2も読み終わっていたのですが…
少し気分を害するかもですが、僕、最初はこの曲を理解できなかったんです
「ありのままが分からなくても良い」という歌詞に対して、ずっと疑問を抱いていました
ありのままが分かんなかったら、ありのままなんて振る舞えないんじゃないの?って
それは1を読んでも疑問を拭えませんでした
でも2を読んで、少し分かった気がしたんです
感情の爆発やなりたいと願っているもの、本当はこうしたいなど、そんな想いがありのままなんじゃないのかなって僕の中では、そう結論を出しました
僕は、それをどうしても伝えたくて、この曲を曲パロしました
では、次の更新いつになるか分かりませんが…
おつはる!!