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ヲタク達のラブコメの世界へようこそ!!
こんにちは!!又は、こんばんは?おはようございます?
まぁどれでもいいのですが、勿忘草と申します。
今回はこんなヲタク達がただ現代でワチャワチャするラブコメの世界でも参加させていただいてありがたく思っています!!
では、初めての方は登場人物紹介からどうぞー
登場人物紹介
高槻礼奈(24歳)
イベント会社勤務のOL兼ケータイBL小説家。
上司の朝霧蓮が編集者。このシリーズの主人公。
朝霧蓮(27歳)
礼奈と同じくイベント会社勤務のサラリーマン。立ち位置的には礼奈の上司。
イケメンなのだが腐男子。エリートなのだが仕事以外では不器用でヘタレ
高槻朝海(22歳)
礼奈の二歳違いの妹。現役大学生。
浜井来戸(27歳)
朝霧の同僚で高校から一緒に居る。最近まで海外出張をしていた。
イケメンでチャラい。
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「朝海~起きて~!」
どうも、高槻礼奈24歳。今日は朝からマンションの玄関掃除の当番です。
「言っておくけど当番は姉ちゃんでしょ。この前私だけでやった」
何かぼやいているけど無視無視。早めに終わらせちゃいたいしね~
早めに終わらせたい理由は今日は朝霧さん達とせっかくの休みだから遊ぼうって事だから。
箒にちりとりゴミ袋、トングを手に持ちいざ出発!
「まぁ、もともとが綺麗なんだけどね」
冬だから落ち葉も特にないしパパッと砂ぼこりを掃くだけで済みそう。
「とりあえず朝海はそっちの暗がりの方見といてくれない?」
「はーい」
棒読みでスタスタと歩いて行ってしまう。いつ見ても可愛げがない......
とりあえず数分箒で掃いていると瞬く間にロビー玄関は綺麗になる。
「やっぱ少し掃くだけでも違うな~」
遅いし朝海の前から出現して驚かそう!
ということで朝海が入ったほうとは反対方向からマンションを回っていく。
一個目の曲がり角に手が微妙に見える。朝海?
「おーい?朝海だったら返事しな」
返事がない。不愛想にも程があるぞ。
「おーい?」
呼びかけながら曲がり角を曲がって朝海と思ってた手の主を見る。
何か着流しに刀を腰にさしてるコスプレ民が倒れていた。
「......ぎゃぁぁっぁぁぁっぁコスプレ民のしたいいいいいい」
「うるっさ。俺は生きてる」
「ぎゃぁぁぁっぁあ死体が喋ったぁぁぁ」
しかも、足掴んでるよ!?やだやだ、ゾンビじゃん。私噛まれたくねぇよ?
「姉ちゃん、何かあったの......うるっさい声出して」
「死体!死体がぁぁぁ」
「だから、俺は生きて......」
「いや、その人生きてるじゃん......」
「だからゾンビなんだってぇ!」
「俺は生きてるしゾンビじゃない!!というか死ねない」
最後の方ボソッて言ったから聞こえないけどとりあえずゾンビじゃなかったらしい。
「とりあえず、立てる?」
「......」
立てないらしい。見たところ外傷はないけど。
「朝海ーそっち持って」
「はぁ......」
呆れながらもこの子持つのを手伝ってくれるのはちゃんとしてるよね。朝海
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とりあえずあの姿で誰にも見られずに来れたのは幸いかな。
「よし、じゃあとりあえず」
私が最後まで言う前にギュウウウと大音量の空腹の音がした。
「とりあえず、朝ごはんにしようか」
私は苦笑しながら用意していた味噌汁とパンを温めて出す。
「こんな、テキトーなのしかなくてごめんね」
「いや、食べられるだけで......」
うん、とりあえずお腹が空いてただけなのかな。大丈夫そう
朝海はパパッと食べてもう片づけをしている。早いな!?
「とりあえず、名前は?君」
「俺は零」
零か~。カッコいい名前だな攻めにありそう。
「アンタの名前は」
「私は高槻礼奈。んでこっちが朝海」
自己紹介をしたものの何から聞こうかな......
「俺がなんであんな所に居たのか気になるんだろ」
「バレた?」
「分かりやすいな」
朝海とかにも言われるけどそうなのかな。
まぁ色々と省けるからいっか
「じゃあ説明してもらおうか」
「信じるとは思わないけど飯貰ったしな」
零君は簡潔に三つの事を教えてくれた。
・不死の病を患っている事
・世界を超える能力を持っていて(詳しく言うと瞬間移動の能力)一日はこの世界にいること。
・あそこで、倒れてたのは一週間何も食べてなかったから(というか行った世界で食べれそうな物が無かった)
まぁ、世の中何があるか分からないし。なんならBLの世界とか無かったのかな。
とりあえず、私の欲望は置いといてどうしようかな。
もうすぐしたら私達出なきゃいけないし......
「あ、零も一緒に遊ぶ?」
「あ、それいいじゃん朝海。よし、早速零君には着替えてもらって」
「は」
えーと、男子が着れそうな奴~。お、あったあった
「よし、その着流し脱いで」
「おい!!礼奈!?朝海!?」
とりあーえず脱がして、着させて。はい、かんせー。
「よし、出陣するぞー」
「はいはーい」
まぁ、大丈夫でしょ。零君!!
ということで、零君を連れてアニメ○トへレッツゴーする高槻姉妹なのでした。
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アニメ○ト
電車をいくつか乗り継いでやってきましたアニメ○ト!
こういう現代的な世界来たことあるか分からないし何か言わないか心配だったけど零君は頭いいみたいなだな。それか、そんな興味ないのか......
それより、朝霧さんはどこかしら。
「あ、おーい! 礼奈ちゃん!朝海ちゃん!」
お、このびっくりマークが多いチャラ男は来戸さん。
「どもー」
「高槻達、来たか」
因みにこっちの無愛想マンは朝霧さんである。
こう見えてメンタル豆腐だから気をつけよう。
「あ、こちら零君。かくかくしかじかだからよろしく」
「は!?ちょ、人の事をペラペラと」
「この人達主要メンバーだから言っといたほうが楽なんだよ」
「うん。礼奈ちゃんメタイよ」
「これがジツフダクオリティーです。来戸さん」
「こいつらコラボで何やってるんだ」
社会人組がワチャワチャしてる隅で零君と朝海は何か喋ってるようで
「いつもあんな感じなのか?」
「あー、まぁね。通常運転」
「へー」
「やっぱり変だよね。社会人なのにさ」
「俺はあんま社会人ってのが分からないがあーゆうのもいいのかもな」
「やっぱり零もそう思うんだね」
「も、か。でも、平和な内しか出来ない事ってあるからな」
「ま、そだね。ただ、その前にツイとピクのログとか色々片付けないと......ハァ、遊んでる暇ないのにさ」
「なんか色々大変なんだな」
「いや、久しぶりに常識人と話で来たからそうでもない」
「誰が常識人じゃないって?」
なーんか朝海と零君話してると思ったらまるで私が常識人じゃないみたいに喋って......本当に悲しいよ。
まぁ、メイトはやっぱりヲタクの方が楽しいから、常人でも楽しめるところに変更しようか。
「さってと、やっぱり気分変わったしゲーセン行きませんか?」
「急だな」
朝霧さんは慣れてるのか、それとも構わないのかあまり困ったようなニュアンスが無い。
「ゲーセン、か」
「零行ったことある?」
何ですか。めちゃくちゃ仲いいじゃん朝海と零君。
「おーおー零君、ゲーセンで勝負しよーぜ!!」
「来戸ー見苦しいぞー」
朝霧さん。注意が棒読み過ぎませんか。
まぁ、来戸さんが零君にシューティングゲームでぼろ負けするのはまた別のお話なんだけど。
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そろそろゆーやけこーやけーの歌が流れてきそうな夕焼け時に私達はゲーセンとメイトを回り終わりました。
「ふー遊んだ遊んだ」
「楽しかったな」
私は、朝霧さんに猫のぬいぐるみをゲーセンで取ってもらったのでとっても満足です。
因みに、
「なぁ、朝海。あの二人付き合ってるのか?」
「付き合ってないよ」
「じゃあ、幼馴染なのか?」
「編集者と作家って関係だよ」
「あれで付き合ってないのは初めて見たな」
「私もいまだにそう思う」
という会話が後ろの方で行われていたのは知らなかったのですがね。
そして、来戸さんが珍しくイイ感じの二人を放っておいたのも誰一人として知る由も無かったのですが......それは、語られないお話ということで!!
「あ、零君そろそろ移動できる時間?」
「そうだな。一応昨日から行き倒れてたから」
「そっか。常識人が離れるのは悲しいけどバイバイ」
朝海、何だその言い分は。
「大分短かったがまた、会えたらな」
「次、会えたら今度は譲らないからな!!」
「何をだよ」
「じゃあ、バイバイ!!」
私達は本当の最後に、また。とは言わなかった。
だって、それだけ長く生きるのは苦しいと思うから。
でも、せめて私達と会ったこの世界だけでは楽しいだけの世界であってほしいな~なんてガラでもないことを思ったのです。
To Be Continued......?
これからのジツフダと零君に期待!!
いやー、なかなかこういうコラボをしないからどういう風にしようかと大分迷って迷って迷いまくって書きましたww
うーん、零君が......大丈夫かな......常識人書かないから←大問題
では、この作品を呼んでもらうことでジツフダと零君をさらに好きになってもらえますように!!
感想はファンレターにお待ちしております!!
零君については生きる。さんの自主企画の方を見てもらえると......
https://tanpen.net/event/2a3cc4e5-e008-442e-a05f-763ee20b8eb9/
↑生きる。さんの自主企画。
では、おつわすれ~