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それから
懇親会の次の日、目が覚めたらお母さんがいた
「まあ、起きたのね!あの子呼んでこなきゃ〜」
だれだろう。ちょっと気になる
戻って来た。女の子をつれて
「これがあなたのメイドよ〜」
「はい、マーガレットといいます。よろしくおねがいします。ヨアンさん。」
なんか意外とかわいかった
「さ〜今日からこの子にいろいろ教わるのよ〜」
ところで、このお母さん、テンションおかしくないか?
「はい、ではまず、この世界のかたちについてです。」
あれ、そういえば、僕って生まれたばかりだったような
「この世界は、5つの大陸と、12の島からできています。」
長かった話を要約するとこうだ。
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・丸い平らな円盤の上に、東西南北と中央合わせて5つの大陸がある。
・周りの4つの大陸と中央の間に1つづつ島がある。
・残りの8つの島は散らばっている。
・その中に大小様々な国がある。
・僕たちは大カルム帝国に住んでいる。
・この国は中央の大陸と西の大陸にまたがり、その間の島に首都がある。
・カルムとは間にある島の古い呼び方である。
・この家は、ローズのための別荘で、中央の大陸にある。
ちなみに、この円盤というのは、探検家が見てきたようなので、正しいのだろう。
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聞いているうちに、寝てしまっていた
そういえば、この年齢から勉強ってどうなんだろう
「おはよー」
びっくりした。
「おい、なんで僕はここにいるんだ?」
そこは、あの女神さまの部屋だった
「さあ、訓練を始めましょう。」
なんでだよ
「ところで、魔法と武器どっちがいいですか。」
「うーん、m」
「やっぱり両方にしましょう。」
魔法がいいです...
「では、先に魔法をやりましょう。」
変わらないじゃん
「では、利き手はどちらですか。」
右だよ
「では、これを左手でもってください。」
なんでだよ、利き手と逆にする必要があるんだろうか
「もちろん、ワンドのほうがふりやすいので、武器のために残しているんですよ。」
やっぱり両方やらせる気だったらしい
「では、初級魔法です。まず、それを縦に振ってみてください。そして、振りながら適当にしゃべってください。」
ゲームみたいなことを言えばいいのか。
「エクスプロージョン」
その瞬間意識が無くなった。