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hero diary
ケイ「くっ・・・落とされたか!」
じゃぱぱ「うわああああ⁉︎これ大丈夫なのかよおおお⁉︎」
2人が落とされたのは、森の中。でも周りに石壁が立っている。
ケイ「じゃぱぱ、大丈夫?」
じゃぱぱ「なんとか・・・」
ケイ「どうやらここ、建物の中みたいね。木がたくさん生えてるけど」
じゃぱぱ「あっ、ここに本がある」
ケイ「本当だわ。これは・・・ライフの日記ね」
じゃぱぱ「読んでみる?」
ケイ「今は敵もいなさそう。読みましょうか」
日付が掠れていて、読めない。
日記は最後のページ以外が破り取られていた。
1708年?月?日
私の命は、もう明日には尽きるでしょう。なんとなく、わかるのです。
今これを読んでいる人がいるなら、ここで伝えておきます。
これは、私が死ぬ前に残した文章・・・遺書だと思ってください。
私は、この街の多くの人達を助け、ヒーローと呼ばれていたみたいです。
神様は、私が生きた証としてレインボーダイヤを作ってくださいました。
この宝物を巡り、争いが起こることは明白です。
なので私は、自分を師匠と慕ってくれた3人の弟子に、宝物を託したのです。
今頃、彼らが宝物を持って旅立っているでしょう。
何の役に立つかはわかりませんが、弟子の名前を記しておきます。
1人目、ダイアーク・バトラー。乱暴ですが、この一年で大きく変わりました。
彼ならきっと使命を果たしてくれるでしょう。
2人目、エリン・イーリス。スーリヤ王国の王女であり剣士です。
彼女は誠実ですし、心配する必要はないと思っています。
3人目、イカリ・クライシス。彼は数々の発明品で人々を支えていました。
彼のことも、心配する必要はないでしょうね。
あの3人なら、きっと大丈夫。
私は、そう信じています。
この街の皆さん、そして弟子達、これからもずっと愛しています。
レインボー・ライフより愛を込めて
ケイ「これ・・・遺書ね。ライフはこんなものを残していたのね・・・」
じゃぱぱ「バトラー・・・イーリス・・・ディアロスとエレナの名前と同じ!それにイカリって・・・⁉︎」
ケイ「あら、確かにエレナと同じ姓だわ。あとの2人はわからないけど・・・知っているのね?」
じゃぱぱ「うん、エレナの国を襲おうとしてたディアロスって魔王がいてね。そいつと姓が同じなんだ!イカリも多分・・・ClariSに協力してて、モノパイにいた男だ!」
ケイ「なるほど・・・奴らの手掛かりが掴めるかもしれないわね。もう少し探索しましょう」
じゃぱぱ「そうだね」