公開中
がんばれの意味 8話(最終話
本番が始まった運動会、今は5年生の徒競走の途中
つまり私たちの出番なの、私が走る順番は最後 女子で
蓮も男子の中で一番最後、今は最後の方私の出番は次の次、次はもうすぐ始まる
パァン
もうすぐで私の出番だ 今日、伝えるんだ 最高するんだ
私が舞台を作るんだ! 一歩下がる...じゃなくて上がる
失敗しても大丈夫独りじゃない。 失敗してもまだリレーがある
フゥゥ 真剣
パァン
ダダダダ シーッ
タンッ
ふぅ、一位、これはこれで大丈夫
蓮...一位。 よかった...
座席に戻って...帯を...馬鹿にされても...
寧々「あおい〜! なにしとるの?
葵「何にも、
寧々「ムム、それは帯だな、と言うことは帯をつけようとしてたの?
葵「いや、想像してたの
寧々「なんの?
葵「私が帯をつけた時のこと
寧々「へー、絶対可愛いでしょ
葵「そうかな...
寧々「うん、頑張ってね
葵「うん、
蓮「葵
葵「なに?
蓮「運動会のあと、用事ある? 塾のテストを除いては
葵「ないよ?
蓮「うん、そっか、
葵「?
寧々「うわぁ、なんか感じわる
寧々「あいつを告白するの? 葵
葵「え、べっべつに! 告白なんかしないよ?
寧々「嘘下手だな。 クラス全員、もう蓮とあおいをカップルとしてみてるよ?
葵「えぇ
寧々「ま、がんばれ
葵「うん、
葵(ちょっとトイレ タッタ
ドンッ
葵「キャッ! すみま_
?「あ…
葵「っ...、
?「よぉ...、久しいな、葵。
葵「、私の名前を馴れ馴れしく呼ばないで、
?「なんでだよ。
葵「もう、お前の顔なんか見たくねぇんだよ
?「...
葵(私の黒歴史の人、なんでここにいるんだよ
?「葵! 言いたいことがあるんだ
葵「なに?
?「今まで、ずっと言えなかったけど、お前のことが...
蓮「俺の恋人になんかよう?
葵「恋っ!?
蓮「合わせて... ボソッ
?「恋人?
蓮「うん、そうだけど、葵にてぇ出すことしたらどうなるかわかるよねぇ?
?「あっあ...だけどっ!
蓮「あ''?
?「うっ、なんでもないですっ! タタタタ
葵「蓮っ! さすがに恋人とかないでしょっ!?
蓮「仕方ねぇだろ困ってたんだから。 それに恋人しか言いようがないし...
葵「助けてくれたのは感謝する...//
《これから、赤白のリレー戦が始まります》
葵「ふぅー ふぅー シィー
蓮「大丈夫か?
葵「大丈夫、アンカー初めてだから
蓮「そっか、がんばれ
葵「う、ん...//
パァン
どんど人が変わるところを私は見ることしかできない
応援団がいるなか、みんなは応援。 蓮は...真剣に_
ズザァァ
白組が、!
アンカーは私だ、逆転できるのか、
大丈夫帯が助けてくれる
蓮「思ったんだけどさ、
葵「うん
蓮「その付け方可愛いなって 帯
葵「ありがと//
蓮「行ってくるな
葵「うん、あ、あ、がんばれっ!
蓮「うん ニコッ
葵(蓮が笑うところ初めてかも...
葵(なんか胸が痛む..私が行かなきゃ、胸が痛むチクチクする...
みんな諦めてる、でも蓮が縮めてるその分の2倍抜かさなきゃ、
ドキドキする。
番だ、
蓮「葵ー! 昨日みたいにかませよ
パン
葵「うん、かましてくるよ ニッ
(手がヒリヒリするそんなことはどうでもいい
今を超えろ ビリ 前だ ビリ 違う ビリヒリ
ダッ
コケッ
葵「あ、
みんな「がんばれー!
グッ
葵(大丈夫、前を見つめろ。
後なんてどうでもいい!
蓮「なんだあの速さは、バケモノだ
タッタ
《白組優勝〜!!!!》
葵「はっはっはっ
寧々「葵〜! すごかった〜 めちゃくちゃ早かった
葵「ありがと、
(そうだっ! 蓮...キョロキョロ
蓮「!
葵「ニッ(^-^)v
蓮「...!////
(あんな笑顔なんか反則だ...
先生「はーい、じゃあ自分の荷物、椅子を持って教室に戻ってくださーい
寧々「水を差すな! いいところなのに、もっ!
葵「ハハハハ
寧々「葵は蓮と帰ったら?
葵「いや、下校の時に言うよ
寧々「そっか、疲れてるだろうからゆっくり帰ってきていいよ
先生がなんか言ってたら私が説得しとくね
葵「うん、ありがと!
(あ、蓮は先行ってる。
トコトコ
もうみんな帰ってる 私最後の1人だ
ゆっくりと行く、重い足を持って。
私は泣きそうだった、理由は知らない。ほんと、蓮に会いたいことしかわからない
好きすぎて辛いのは嫌だ、それは大っ嫌い、けど蓮は好き。
今はみんなが先生の話を聞いてる頃かな...私が遅く帰ってきても寧々が説得してるから大丈夫
きっときっと。 ぼっちはヤダ。
そうだ、まんまるなお月様が見える、私と同じぼっち、でも惑星の仲間がいる
私も仲間いる、ぼっちでも...
蓮「あおいー! はっはっ...
葵「れん...?
蓮「お前、帰ってくるの遅過ぎかよ、みんなが心配してるぞ
椅子持ってやるから早く帰ってこい。
葵「うん...(迷惑かけちゃった
蓮「迷惑じゃねぇよ、俺は一つお前に言わなきゃことがあったから来た
葵「えっ、
蓮「おまっ、辺なこと想像すんなよ!
葵「してないわ
蓮「まぁそうだけど。
葵「で、なに?
蓮「塾のテストが終わったたらいっしょに帰りたい
親、いねぇから
葵「うん、いいよ!
蓮「ニッ
葵「ニコッ
蓮「お前、塾のテストで低い点数出したらゆるさねぇからな!
葵「低い点数なんて出さないよ、それになんで?
蓮「だって、いっしょに進級したいから、
葵「へー
蓮「興味なさそうな返事するなっ!
葵「してないよ、期待してるもんっ
蓮「フラグあんなよ、
葵「そぉ? 私は、楽しみしてるだけだよ?
蓮「うっ...// お前、ずりぃんだよ...
葵「なんか言った?
蓮「なんもねぇ
葵「なんでぇ
蓮「べつにいいだろ、独り言なんだから
葵「...ケチ
蓮「はぁ! だから_
努力した結果が出ました 恋の神様。
こんな人生は続くかわかりませんが、つづくとしんじてます!
この物語を後輩に伝えたいです、こんな恋愛もあるんだよって
私は大好きです!
葵、蓮「大好き