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動物園育ちの小さな飼育員 ②
私は夜崎 篠(うざき しの)。17歳の女の子よ。今から双子の彗星 なつ(すいせい なつ)とメールをするの。
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<「なつ、明日から1週間兵庫県にいるお母さんの家に集合できる?」
「う~ん、、、。たぶん行けるね。どうかしたの?」>
<「あのね、実は私たちに妹がいたんだって」
「嘘⁉私たちに妹が⁉本当に?」>
<「もしかして私を疑ってるの?本当だよ。私は名前も何も言われてないから明日のお楽しみなんだってさ」
「すっごい楽しみになってきた―。明日休むってみんなに伝えとくわ」>
<「オッケー、手土産よろしく。妹は移動動物園で働いているんだって」
「なるほど、じゃあまた明日ね」>
<「はーい!」
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ふぅ、意外となつとの連絡疲れるんだよね、、、。それにしても私たちに妹がいたなんて一ミリも考えたことなかったな。よーし、明日のために準備するぞー!
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えっと、神河の表札はどれだ~?あった!これだ!よーし鍵を開けてっと。帰るの久しぶりだな~。
「ただいまー。お母さん、お父さん。あれ?なつは?」
「なつはあと30分ぐらいだってさ。妹はみんなが揃ってからだな」
そうお父さんは少しうれしそうに答えた。その30分後
「ただいまー。お母さん、お父さん。あれ?篠は?」
「あはは。篠と同じことを言っているな。篠はもういるぞ」
「うっそー。篠より早く帰りたかったー!それより妹は?」
なつは妹と聞いてからうきうきしてたみたい。お父さんのカウントダウンでタイミングで妹が出てきた。
「初めまして。神河 柚葉(かみかわ ゆずは)、10歳です。お願いします。担当している動物はスナネコのルーナで生後1か月の女の子です」
自己紹介をしてくれた。途端になつが
「ねえ、柚葉ちゃんって呼んでもいい?そっちのほうが親近感わくでしょ?もしかしたら柚葉になるかもだけど。私をなつ姉さん、こっちを篠姉さんって呼んでくれたらいいよ。呼び捨てでもいいけどね」
そう話しかけた。妹の柚葉ちゃんも緊張しているからびくびくしていたけど。
「えっと、なつ姉さん、篠姉さん。今日から妹としてお願いします!」
私たちも挨拶を交わして今日は晩御飯を食べたらすぐに寝た。さあ、明日から思う存分1週間楽しむぞ~(寝ながら思ったけど、7歳も年下だったんだ。そりゃ~高校生の人が二人いたら怖いよねw)