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明るい一等星
私は冬野紫音、近くの学校に通う普通の中学生…だったが最近、うぃるすをばらまくものたちを倒す少女達の「一員」となってしまった。いや、私かなりたいって言ったけど。しかもそんな私たちを援護する…プユラァに好かれて、プユラァを飼うことになってしまったの。ツノが生えてるし、母親…美智子は、いいよって言ってくれるか心配だったけど…プユラァのくりくりんの瞳に目を奪われたみたい。いいよって言ってくれた。でも、私が戦ってるっていうのはナイショ。
紫音「ふわぁ、おはよプユラァ」
プユラァ「紫音、おはよ。ねぇ、いきなりだけど…今日学校で大事なこと、ある?」
紫音「え?別にないわよ」
いきなりどうしたのだろう。
プユラァ「じゃ、休んでくれる?ちょっとしたいことがあるの」
紫音「ええ!?休む!?」
プユラァ「うん、紫音よりも前に雪希と同じ頃、戦い始めた先輩に合わせようと思うのさ。どう?」
紫音「えー、別にいいけど…」
きょうは科目教師がうざい、「美術」もあるしね。
プユラァ「よし、そうと決まれば早速先輩の家に出発だ!よし、行くよ!」
そういうとプユラァはわたしに体をくっつけた。
プユラァ「目を瞑っとけよ。すごく眩しいからな…。ワープ!」
プユラァが叫ぶと…強い光が私たちを包み込んだ。わ、これは目を瞑らないと。目が眩むぞ。ぎゅっと目を瞑る。だんだん光がおさまっていくのがわかる…。少し時間が経ち、プユラァが声をかける。
プユラァ「さ、目を開けてもいいよ」
紫音「うん…わ!?」
わたしはびっくりした。目の前にはちょー高いビルがあるんだもん。
プユラァ「じゃあ、行こう。先輩は3階だからね。エレベーター無しでも行けるよ。さぁ、」
紫音「うん。」
私は急な階段を歩き、305号室に着いた。
プユラァ「今の時間、先輩は1人だからね。グットタイミング!あ、先輩もボクたちの為に休んでくれてるんだからね」
あ、ありがたい…プユラァが呼び鈴を鳴らすと……ガチャ。
?「あ!新人さんとぷゆちゃん!来たのね!さぁ、入って、入って!」
美しくオレンジに輝く腹まで伸びている髪を持った女の子がいた。瞳はすごい…とてもオレンジ色だ。
蜜柑「あたしは小笠原 蜜柑だよ!キミは紫音だよね?遠慮せず、はいっちゃって!」
紫音「はい!」
私は明るい蜜柑さんに招かれ家へと入った。
続く