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天異総祭 第二話 「試合はバトロワへ…」
<注意事項>
・この物語は天下無双が主人公ですが、「~今、無双中です。~ 天下無双の無双記録」の後という設定です。
・これはオリジナル作品です
天異総祭 第一試合後
天下「はぁ…正直、第一試合は不完全燃焼だったな…。本気出せずに終わっちまうかな?」
???「お!君は…」
天下「ん?」
???「たしか、最難関の予選を突破して、さっきの第一試合で圧倒的な実力差を見せた天下無双君だね」
天下「そういうお前は、たしか…」
それから、20秒ほどの沈黙が続いた。
???「長いね」
天下「ああ。なんせ名前が思い出せねぇからな」
???「そっか…」
???「私の名前は水無月 飛葉、年齢は16、好きな食べ物は…」
天下(な、なんだこいつ!?いきなり自己紹介に入りやがった。ありえないほどマイペースな奴だ!関わっちゃだめなタイプの奴だ!)
水無月「…かな。どう?分かった?」
天下「あ、ああ。ありがとう。それじゃあ、俺は次の試合があるから…」
そういい、水無月と反対方向に歩き出すと
水無月「あと、最近の趣味は能力者狩り、かな?」
天下「……あ?」
水無月「キミと戦うの、楽しみにしてるね」
水無月が歩いていく
天下「…はぁ」
天下「たくっ、またやっかいな奴にめぇ付けられたな。…前言撤回」
--- 「久しく出すぜ」 ---
---
その後、第一試合が各所で進み、30人だったのが15人まで減った。
第二試合
実況「さぁぁぁーやって参りました!続いては、天異総祭で最も熱い!能力バトルの部、第二試合、バトルロワイヤル!第一試合を突破した高度能力者が集まっています!人数が2人まで絞られる第二試合…。いったいどんなバトルを見せてくれるんでしょうか?では、まもなく開始です!」
実況の声に続くように、スタジアムの歓声が大きくなる。
そして、スタジアムのコートに能力者達が集まってくる。
天下「バトロワか…。これじゃどの道、不完全燃焼は前言撤回だったなw」
実況「それでは第二試合、バトルロワイヤル……スタート‼」
実況の合図と同時、各地で能力者達が戦い始める。
しかし、天下は落ち着いた顔で棒立ちをしている。
天下(15人全員はめんどくせぇな…。いっきに人数を絞るか…)
天下「たしか……こうだったかな……」
その瞬間、コート全体で一瞬、空間の歪みが生じた後、
コートにいた15人能力者の半分以上が地面に叩きつけられた。
その原因は、コートにいた能力者を襲った、
何十倍もの重力だった。
天下「そろそろいいか…」
そう天下が言うと、重力が正常に戻った。
白石「へぇ~」
水無月「おお~」
天音「これは…」
天下「さぁ……お前ら、」
--- かかってこいよ ---
第二話 完
短くてすみません、バトルまでいけませんでした。次回は確実にバトルを入れるので楽しみにしていてください!それでは!バイッ!