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同じだけど違う君へ。
前 の 垢 で ぃ き ぉ ぃ で 書 ぃ た 。
め ち ゃ へ た 。
「めんどくさい」
こんな言葉が口から溢れた。
君は
『なにが?』
なんてふわっと返した。
「…なんで私たちが恋人だからって
馬鹿にされないといけないの?」
私と文香は恋人だ。
しかも、もうすぐで1年が経つ。
これはクラスの皆が知っている。
そして、それらは私たちを"異常者"として扱ってくる。
🚺A「…文香ちゃんと隣の席やだ~
私、女の子と付き合うとか無理笑」
先生も見て見ぬふりだ。
大人の世界でも同じことが
あるんだろう。
性別が同じだからなんだ。
愛を伝え合うことに性別なんて関係ないだろ。
性別が同じだと
愛を伝えられないのか。
そんなことは無い。
子供ができないからなんだ。
愛のない関係でも
子供がいればいいのか。
そんなことはない。
人を好きになるのは普通のことだ。
それがたとえ同性でも。
それでも世界は変わらずに、
私たちとまわっている。
本当は嫌だ。
でも、それが現実なんだ。
どれだけ足掻こうが、今の私たちには
何も変えることはできない。
2ヶ月後
文香と私は別れた。
皆、私たちに何もしなくなった。
文香は謝ってきた。
『あの時は、好きな人に振られて
気の迷いで付き合っちゃって…
ごめんね。』
あんなに伝えあったはずなのに。
それでも、そんな世界で私は言う。
「…愛してるよ」
同じだけど違う君へ。