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001:生まれ
時は遡り、六百年前。
とある龍の赤子が、目を覚ます。
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「#名前#ちゃん!こっちの雪もどかしてくれるかい?」
そう問いかけるのは、スネージナヤの寒村に住む猟師。
「はいっ!お任せくださいっ!」
そう答えるのは、近くに住む龍、#名前#。
指を鳴らし、氷の元素スキルを発動し、軽く積み上がった雪山をどかす
「いつもありがとうなっ!お礼のウサギ肉だ!」
「わぁっありがとうございますっ!」
目を輝かせて#名前#は受け取る。
冬場は獲物が少ないため食料は貴重だ。
#名前#が住んでいる洞窟に帰ろうと足を動かすと、
#名前#の体が沈み込んだ。俗に言う、落とし穴
「けっ!獲物が取れたぜっ!こいつをつかってボロ儲けしてやるんだよっ!」
#名前#は理解した。理解せざるを得なかった。
理解して、#名前#は憤慨した。
怒りで前が見えなくなるほどに。
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気づけば、#名前#は多くの死体の上に立っていた。
村人たちに作ってもらった可愛らしい服には返り血が多数ついていた。
「あぁ、ボクはニンゲンに何を期待していたんだ。」
誰にいうでもなく、#名前#は小さくつぶやいた。
そのひとみは、かつてのような愛らしい輝きはなく、
濁りきった何も映していないひとみだった。