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あなたに出会えたのは #2
👧🏻目線
朝になり 、 スマホをみた
「 誰からだろう、、この人知らない 」
そこには たいがとかかれてあった。
たいが 「 はじめまして きょうすれ違った人なんですけど、わかりますか? 」
「 友達にLINEもらいました! 」
「 あ、あの人だ 」
私の昨日の出来事と一致していた人物だった。
返信したい気はあったが、既読もつけないままいつもより早く学校に行った。
「 無視したって思われちゃったかなあ 」
「 誰のことだよーー!!! 」
友達が言った。
あまりの大きい声にびっくりして声も出なかった。
朝見た出来事なんて言えるわけなかった。
「 いやなんでもない! 」
とっさに出たのがその言葉だけだった。
・
・
あの人と 目が合ってしまった。
申し訳なさと気まずさに負け、通り過ぎた。
「 やっぱあの人だよね。 」
家にかえり、送るボタンを押すのに迷ったが、
「 多分そうです、、! 」
「 名前知らなくて戸惑っちゃいました、、汗 」
結局押してしまった。
「 既読ついた、、 」
いつにたっても返信が来なかった。
「 既読無視かぁ、、、」
なんであなたのトーク画面を1時間も眺めていたんだろう