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死神と悪夢 1話
注意 最初からグロテスク、闇表現があります。
「グシャ」
それは、「かつて人だったもの」が、「人ではなくなった音」。周りには血が滴り、その「人だったもの」は、私の手の中で、生暖かい肉塊となしている。
仮にここに人がいたとしよう。この光景を見た人は、おそらくこう口にする。
「悪夢だ」と。
だが私はちがかった。
あぁ、なんて、なんて、
「…美しい…!」
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当たり前だと思っていた。親が子を叩くのも。蹴るのも。学校に行けば笑われるのも。
いつも、人の背後に、何かがいるのも。
「はい、これね。」
彼はそう言うと、一枚の紙を俺に渡した。
「今回の仕事内容だよ。そろそろなれてきたでしょ、少しレベル高くしといたから。」
彼はそう言うと、俺の肩をぽんっと叩いた。シルクハットにスーツを着こなした彼は、どこからどう見ても紳士にしか見えない。
「まぁ、こんくらいできないとねぇ。」
…いまのはノーカンで。
「…女は無理って言いましたよね。どう考えても今回のタ―ゲット女…ていうか、少女ですよ。」
「だってなれとかなきゃぁ~」
「…」
よく煽るんだよなぁ、この人。それに随分と頑固。見た目とは裏腹に性格がゴミなんだよなぁ。
「…わかりました。いきます。ですからその上から目線を直してください。」
「うぉ、いうねぇ。」
まぁ…後輩の言うことなんて聞くわけねぇな。
早く終わらせて、飯でも食うか
俺は渡された紙をポッケにしまい、ニコニコしている先輩をおいて、ドアに向かった。
どうも、初投稿のしちお。と申します。
こういうのが好きなので、これからの内容もこんな感じになる可能性があります。
ちなみに未だストーリ―も全然考えていません。自分の好きなタイプの子を出しまくる小説を書こうとし、そして結果がこれです。すいません。
…長くなりましたね。ここまで読んで下さり、ありがとうございます。次回も楽しみに待っていてくれたら嬉しいです。