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【曲パロ】シンデレラボーイ
【登場人物】
・華子:主人公 ・孝介:華子の彼氏
⚠️一番とラストだけです⚠️
⚠️下手くそです⚠️
⚠️自己解釈めっちゃ出てきます⚠️
🚨現実の人物とは一切関係ありません🚨
🚨現実の人物とは一切関係ありません🚨
🚨現実の人物とは一切関係ありません🚨
華子「………はぁ…」
頭ではわかっているのに。
どうしても心が|理解《わか》ってくれない。
隣では、孝介が裸で寝ている。
体は|単純《シンプル》なんだなと思ってしまう。
…男なら尚更。
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私は知っている。
彼が浮気をしていることを。
華子「……………」
夜に一人で揺らいでも。
良くも悪くも、結局、君以外の人なんていなかったよ。
どうしようもない自分にただただ腹が立つ。
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孝介「ごめん、今日も遅くなるから先寝てて。」
華子「……わかった…行ってらっしゃい。」
そんな声に返事もせず、孝介は足早に家を出て行ってしまった。
……こんな人、忘れてしまいたいのに。
傷つけられてるばっかりなのに。
忘れられなかった。離れられなかった。
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君はまるでシンデレラみたいだ。
0時までの綺麗な時間はすぐに消えてしまう。
私を腕に抱いて、変に期待させないでよ。
私の暗い顔に気づかないままあなたが吸ったタバコが、
私は大っ嫌い。
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華子「私の前だけで弱さを見せてよ…」
孝介「は、華子っ…!?」
華子「あの頃のように無邪気な顔で私を呼んでよ…」
孝介「……!!?」
華子「あなたの目線を、思考を、全部を、私のモノにさせてよ…!」
「私以外の誰にも見せないでよっ……!!!」
**華子「…死んで。」**
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華子「…はっ……!!」
(夢か……)
隣を見ると、そこには孝介が寝ていた。
彼の首元には今日も、浮気相手の熱い愛情の跡が残っていた。
華子「……っ!!」
**ダッッ!!**
---
君は本当にシンデレラみたいだ。
0時を過ぎたら私のことが好きな『偽物のあなた』は消えてしまう。
私に希望を持たせて泣かせないでよ。
そんな私に気づかずにあなたが吸うタバコが、
本当に大っ嫌いだ。
好きなんて言わないでよ。
どうせ愛してもないのに。
あなたの瞳で私を捕まえてよ。
……でも、あなたの瞳が捕まえているのは、すでに違う人なんだよね?
それに気づかなければ、私たちはまだ一緒にいられる。
だから私は、ずっと、ずっと、騙されてるふりをしているの。
曲:シンデレラボーイ / Saucy Dog 様