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2 伝説の青いマグマ! 後半
4. 恐怖の青い海
目の前に広がるのは、メラメラと揺らめく不気味で美しい青いマグマ。
**僕(葵)**は一歩下がって、その熱気に身構えた。
葵:「やっぱりこれ、普通のマグマじゃないのだ!近づくだけで装備の耐久値が削れてる気がするのだ。しおん、今日は見るだけにして帰るのだ!」
紫音:「何言ってるの葵!ここまで来て、入らないなんて選択肢はないよ!」
葵:「入るのが前提なのがおかしいのだぁ!あちちっ、足元がもう熱いのだ!」
5. 伝説のダイブ
紫音はリュックから、怪しげな「青い空き瓶」を取り出した。
紫音:「大丈夫!この伝説のマグマを持ち帰って、拠点のお風呂にするんだから!」
葵:「拠点が燃え尽きるのだ!そんなの絶対許可しないのだ!」
紫音:「えいっ!」
紫音がマグマのキワまで走っていく。
葵:「危ないのだ!押すなよ!?絶対に押すなよなのだ!?」
紫音:「……え?葵、今フラグ立てた?『押して』って聞こえたよ?」
葵:「言ってないのだ!一言も言ってないのだぁぁ!」
紫音:「よーし、伝説の瞬間だよ!せーの……っ!」
バッシャーン!!!
紫音は迷いなく、青い炎の中へと飛び込んだ。
6. 巻き添えの運命
紫音:「あははは!最高!葵、これすごいよ!冷たいのに熱い……いや、やっぱりめちゃくちゃ熱い!!芯から燃え尽きるよ!」
葵:「ほら見たことか様なのだ!早く上がるのだ!死んでしまうのだ!」
紫音:「葵もこっちおいでよ!ほら、手貸してあげる!」
紫音がドロドロの青い手を伸ばして、僕の裾をガシッと掴んだ。
葵:「わっ、離せなのだ!僕まで引きずり込まれるのだ!やめろなのだぁぁぁ!」
紫音:「伝説は二人で分かち合わなきゃ!せーのっ!」
ドボォォォォン!!!
葵:「あぎゃああああああ!青いのだ!視界が全部真っ青なのだぁぁ!!」
紫音:「あはは!葵、青いマグマとお揃いの色になってるよ!」
葵:「笑い事じゃないのだ!全ロスするのだ!リスポーン地点に直行なのだぁぁ!!」
数分後。二人は拠点のリスポーン地点で、装備も持たずに立ち尽くしていた。
紫音:「……いやぁ、伝説の名に恥じない熱さだったねぇ」
葵:「……僕のダイヤ装備、全部溶けたのだ。しおん、今度こそ絶交なのだ」
紫音:「まあまあ、次は『虹色のマグマ』を探しに行こうよ!」
葵:「絶対に嫌なのだぁぁァァァ!!!(涙)」」