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目黒side
俺と康二以外が楽屋を飛び出して行ったのに驚いたのか 、 何人かのスタッフが楽屋に入ってきた 。
スタ「 なにかあったん_ 」
「 しょーたさんが事故に遭って病院に運ばれたらしいんです 、 ! 」
向井「 俺らは報告したらすぐ行く 、 って 」
スタ「 え!? 」
スタ「 そうですかっ 、 わかりました! 」
スタ「 何かわかったら連絡お願いできますか? 」
スタ「 とりあえず一週間分の仕事は後に回しておきます 」
スタ「 処理はこちらでします 」
「 ありがとうございます! 」
向井「 めめ! 俺運転するから行くで! 」
しばらくして病院に着くと 、 入り口にはひかるくん 。
岩本「 場所わかんないだろ 、 行くぞ 」
「 ありがとう 、 」
ふと 、 康二が走りながらつぶやいた 。
向井「 … しょっぴー 、 大丈夫なんかな 、 」
康二を見ると 、 泣きそうな顔をしている 。
「 … きっと大丈夫だよ 」
「 しょーたさんのことだから 、 ぐははって笑ってくれるでしょ 」
向井「 … そやな! 笑 」
無理に作った笑顔 。
無事であってくれと祈りながら 、 俺たちは走るスピードを上げた 。
少しして病室へ 。
病室の前には 、 舘さんを筆頭に何人かが崩れ落ちている 。
かろうじて立っているメンバーも 、 呆然と床を見つめるだけ 。
すると 、 舘さんが立ち上がって医者に詰め寄った 。
宮舘「 翔太っ 、 翔太が起きないわけないッ 、 !! 」
宮舘「 なおせよ 、 なおせよ … っ!! 」(ポロポロ
そこで 、 ぼうっと立っていた佐久間くんが慌てて舘さんを止める 。
佐久間「 涼太落ち着いて 、 !! 」
佐久間「 すみません 、 っ 」
佐久間「 涼太ストップ!! 」
宮舘「 ぅ 、 ぁ … ッ 、 」
宮舘「 ぅああああああっ 、 !!! 」(ボロボロ
舘さんは力尽きたように床に崩れ落ち 、 泣き叫んだ 。
「 … なにが 、 あったんですか 」
向井「 舘 、 」
岩本「 聞かせてもらえる? 」
阿部「 … 」
阿部「 翔太 、 … 」
阿部「 目が覚めないかも 、 って 」