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恋なんてしたことありません!第1章 1~3話
恋愛小説が好きな人におすすめです!
私は小説など初めて書くのですが、ぜひ最後までご覧ください。
第一話『恋って難しい!』
「また勝った!」
彼はゲームに勝ち、はしゃぐ。
いいな。彼は陽気で。
ふじい ほのか
私の名前は、藤井 帆乃夏。中学3年生。
もりした そうま
はしゃいでいる彼の名前は、森下 颯真。私と同じ中学3年生。
私は今〝恋〟をしている。
颯真は幼稚園からの幼馴染だ。そして、さっきもいったように颯真のことが好きだ。しかし、颯真は付き合っているのだ。 はやし ひなた
しかも、颯真の彼女は私の親友、林 陽葵。よりによって好きな人の彼女が親友ってないでしょ!「颯真のバカ」無意識に口に出してしまった。あわてて口をおさえる。「大丈夫?」颯真が心配してくれている。(キュン♡)「う、うん。」
か、かっこよすぎる!叶わない恋だってことは分かっている。でも、諦めきれない。どうすれば、ずっと颯真とずっと一緒にいられるのだろう。
第二話『考えれば考えるほど分からない.』
実を言うと私は恋をするのは初めて。みんながいう言葉だと初恋、かな?その初恋は実るはずもない。今は、私の家で颯真と私だけで遊んでいる。お母さんが「颯真くん、もうすぐ引っ越しちゃうんでしょ?最後に家にでも誘ったら?最近颯真くん家来てなかったし。」と家に誘ったらという提案をしてくれたのだ。さすがお母さん。そう思いながら今家で遊んでいるのだが、さすがに二人きりは無理!と思い、陽葵を誘ったのだが、、、しまった!陽葵は颯真の彼女なのに、誘ってしまった。もう諦めるしかないのかな。私より陽葵のほうが可愛いし、性格も良いし、運動神経も良くて、背も小さくてみんなの理想の女子なのだから叶うはずもない。颯真も私なんかより可愛い女子が好きなんだろうな。私は、可愛くないし、性格も悪いし、運動神経も良くないし、背は大きいし、私なんか好きにならないよね。実際、小さい子のほうがモテている。こんなわがまま颯真はきいてくれないよ。「うゔぅ…」(泣く)
「ねえ、本当に大丈夫?疲れているなら休んで?」颯真どこまでかっこいいの…
第三話『幼馴染だから』
くぅーあいつ…私の名前は林 陽葵。颯真くんの彼女です。帆乃夏は颯真くんと幼馴染だからってずっと近くにいるし、颯真くんは私っていう彼女がいるのにも関わらず、帆乃夏の心配なんかしている。なんなの帆乃夏。あーそうか。颯真くんのことが好きなんだ。じゃあ今まで散々やられっぱなしだったからやり返すか。(にやぁ~)あれ?なんか陽葵が笑っていたような...気のせいか。そう思いながら涙を拭き、颯真に言う。「なんでもない。大丈夫だよ!」私今笑えているかな。本当は全然大丈夫なんかじゃない。でも颯真を悲しませたりさせたくないから。私ががまんしとけばいいんだ。そう心に言い聞かせていると、陽葵がしゃべりかけてきた。笑いながら、小声で「帆乃夏、颯真くんのこと好きでしょ?」私はあわてて言い返す。「そ、そんなわけないでしょ。颯真とは、
〝ただの幼馴染〟なんだから。」「嘘だぁー帆乃夏だって顔赤いよ?」「嘘!恥ずかしい」もうばれてしまったなら仕方ないか。「そうだよ。颯真のこと好きだよ。でも付き合いたいとか思ってないから。」思ってるよ~あー親友に嘘ついちゃった~でも、そんな〝付き合いたい〟なんて言えないよ~「やっぱそうか。颯真くん好きなんだろうと前から思ってたよ。ならさ、颯真くんに気持ち聞いたら?」絶好のチャンスなのかもしれない。でも、私にはそんな勇気一つもない。でも、親友が提案してくれているんだし、これは「うん」というしかないのかも。「うん。」言ってしまった。でも、これで良かったのかも!?「なら決まりだね!早速聞きに行こう!」「え!もう聞くの!?」「そりゃそうだよ。早めに聞いた方がいいでしょ?しかも幼馴染なんでしょ?www」「それはそうだけど...」陽葵がまたにやっと笑った。陽葵は何を考えているのだろう。「じゃあ私帰るね~」陽葵がそう言いながら、帰るしたくを始める。「見送って行くよ。」颯真もそう言いながら玄関へ向かう。私も急いで玄関に向かうが、もう陽葵は帰っていた。2人を追いかけた先には、颯真だけがいた。そこには陽葵はいない。「ブーブー」LIMEを見ると...「頑張って聞いてね~」と文章が書かれた後に、うさぎのハートのスタンプが送られている。陽葵のやつめ!!あとで覚えとけよ!そういったものの陽葵をボコボコにしたりすると、颯真に嫌われるんだよね。暴力はダメ!って。それだけは絶対に嫌!もうさっさと聞いちゃおう。「順調順調♪」もう後のことを考えると笑いが止まらない。あ、もう聞くみたいww
さーて動画撮らないとね。動画を撮って私の彼氏に親友が...誰か私を慰めて~ってSNSに動画と一緒に送ってやるんだからww「えっと、颯真は私のこと、、どう思ってる?」どうしよう。帆乃夏にそんなことを聞かれると思っていなかったのだが...でもなんか言わないと...ただの幼馴染なんて言ったら帆乃夏は悲しむしな...
とりあいず、何か口に出さないと!
「俺は…」
第2章も投稿するつもりです。楽しみにしていてください!