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異能力 ※ネタバレあり
まだ未登場の異能&異能効果あり。
“不思議の国のアリス/Alice in wonderland”
ワンダーランドと呼ばれる異能空間に物を出し入れする能力だったが、戦時中に人も入れられるようになった。異能空間は幾つかのエリアで分けられており、ルイスとアリス以外は迷子になるか世界の狭間で一生彷徨うことになるので勝手な行動は控えた方がいい。
“不思議の国のアリス”以外では出入り不可能かと思われていたが、そんなことはない(例)“鏡の国のアリス”や“不思議の国の入口”など。
また、この異能で入れたものはどこでも手元に出すことが出来る。しかし、ワンダーランドに自身が入って、そのまま“不思議の国のアリス”で外に出ようとすると、元いた場所に戻されるので注意が必要。簡単に云うなら“深淵の赤毛のアン”と同じ。
“鏡の国のアリス/Alice in mirrorworld”
そう簡単に壊れない鏡を創り操る能力で、特に大きさなどの制限はない。現在は既存の鏡も操ることができ、他にも出来ることが増えている。
まず普通の鏡や、鏡に似たものの景色を繋ぐことが出来るようになった。鏡に似たものの例を挙げるなら、水や窓ガラスなど。
また、これは異能力の発現から暫くは自分の意思で使えなかった能力だが、そこそこの大きさがある鏡であれば空間を繋ぐことができるため移動にも使える。“不思議の国のアリス”で創られた異能空間であるワンダーランドや、パラレルワールドにも行くことができるのでそこそこ強い。
最後に、これは自動発動型で絶対に自身で扱えるようにはならないが、鏡の分身を作ることが出来る。正確には意識をこの分身に移しており、普通に生活している分には“鏡の国のアリス”で創った鏡と同じく壊れる心配はいらない。
“言葉を紡ぐ者/story teller”
想像したことが現実になる、まるで“本”のような能力。普通に思い描いたことが現実になれば世界が狂ってしまうため、物語性をもっていなければならない。
“歩みを止めた時計”
対象の時を操る能力。正確には時の流れを遅くさせ、何か行動するのに約31,536,000倍の時間が掛かる。
時の流れが遅くなると思考は通常通り可能だが、体は全く動かすことができない。拘束人数が多くなればなるほど、会話ができたりと拘束が緩くなる。
弱点を挙げるとするならば、先程も話した人数の増加と共に拘束が緩くなるところ。また、誰かが触れると解除されてしまうところだ。
“悪戯少女”
対象の物量を操る能力。大剣などは小さくして持ち運ぶことかできるが、人間などは不可。
何が対象になるかは異能者本人も把握できていないが、基本的に生きているか否かが判断基準。
また、小さくする時には自身の手で触れないといけないが、元の大きさに戻すときはどれだけ離れていても問題はない。ただ戻したいものをちゃんと認識していないといけないので、そこまで遠距離で異能を発動することはほぼない。
“赤ずきん/Little Red Riding Hood”
自身の服を刃などに変化させる能力で、殆ど“羅生門”と変わらない。
しかし、“羅生門”と異なる部分は自身の服ではなくても変化させる部分だ。紅い布であれば、例えハギレだったとしても獣に変化させることが出来る。
“妖精の到来/The Coming of the Fairies”
妖精を操る能力。妖精の粉は軽い怪我ならすぐに治すことが出来る。また、羽を煎じて飲めばどんな毒でも無力化することも可能。
軽傷から重傷まで、どのような患者でも治すことができるため治癒能力として見られがちだが元の使われ方は違かった。毒薬変じて薬になる、と云う言葉の通り毒として認識していた為、異能力が毒であろうとした。認識の変化により、基本的に今は薬として使われている。
重傷を治す際に妖精は何名か命を落としていた。そうして妖精の数は減っていくが、5月22日は必ず妖精が一人消える。何故なら残りの妖精の数は、異能者の残りの寿命を表していから。
“荊姫”
1日に1時間だけある空白の時間を作れる能力。特に指定しなければ24時の後に1時間付け足される。
基本的には一人で過ごすことになるが、異能者本人が許可すればその空白の1時間に人を招くことが出来る。
その時間は夢であり、現実である。確かに存在するのだが、異能者以外は時間が止まっているので誰も気づかない。
また、空白の時間で起きた大きな変化は夢として消えてしまう。
(例)戦闘で割れた地面など。
“永遠ノ灯火”
不老不死の能力。どこまでやっても必ず再生するが、流石に細かくされたりすると年単位で時間を必要とする。
過去、この異能が不完全だった時は不老が上手く機能せず、年齢は重ねていった。
“死神”
死者を異能生命体にして使役する能力。ただ制約が結構な数ある。
まず、異能力を発動した半径1km以内で十年以内に死んだ異能者じゃないといけない。加えて異能者がその人物を知っていないと使役不可能。
異能生命体は普通には殺せない。それこそ“人間失格”や“ヴォーパルソード”といった異能無効化がないと戦うだけ時間の無駄になる。
“剣ノ舞/Sabre Dance”
大剣を創り、操るだけの能力。大剣と云うだけあり、刀身は約2mある。大剣以外作れなかったが、戦闘中に異能が変化した。
一度に操ることの出来る数は二つまでで、生成するのに10秒ぐらい時間が掛かる。自分で消す以外には異能無効化でしか壊せない。また、他人の手が加わると大剣は操れなくなる。
また、普通に持ち歩くことは難しいため、基本的に不要な時は消している。