二話

(めめ)はーいこちらが死神界ですよー (いえ)なんか… (レイ)はい (いえ)暗いですね… (レイ)まあ死神界なんで…！ (めめ)とりあえずさ 観光しよ (レイ)観光する所なんてありましたっけ？ (めめ)あるよ (レイ)どこですか？ (めめ)お父さんの庭☆ (レイ)そこ人間入れていいんですか… (めめ)まあお父さん元人間の私気に入ったし私もiemon気に入ったし (いえ)よびすて… (めめ)いいじゃん人間の｜生命《いのち》狩り取る人だから (レイ)厳密に言えば人じゃないんですけどね〜 (｜死神《モブ》)おいめめ嬢よ…誰だそれは？ (めめ)それとは失礼だなぁ… この人はiemonです (｜死神《モブ》)iemon…ってことは…！？！？ (めめ)そう！ テインヴルドの917代目！ (いえ)テインヴルド…？ (｜死神《モブ》)おいおい何も説明せずに連れてきてんのかよ…！？ (めめ)だってまだ本人からは了承得て無いし… (｜死神《モブ》)じゃあ何で”眷属名”を…！？ (レイ)あ… (めめ)… (｜死神《モブ》)もしかしてそこまでも…！？ (めめ)まーまーここまで来てくれたってことは死神になるということで (いえ)え…！？ 唐突すぎる… (めめ)しょうがないじゃんこいつが言っちゃったから あーあ `もしiemonが死神になるか死ぬかの選択で死ぬを選ぶほど嫌だったらどうするの？` (｜死神《モブ》)すｯ…すみません…！ (いえ)な__んでｯ…__！？ (レイ)__今師匠ガチギレだからあんま喋らないほうがいいですよ…__ (いえ)__でも…__ (レイ)__とりあえず少し落ち着いてかr__ ｶｯｯｯｯ (レイ)はｯ…！？ --- --- --- (レイ)ｯ〜… …iemonさん大丈夫ですか…？ (いえ)は…はい…？ (レイ)いやぁ… まさかここまでガチギレだったとは… (いえ)めめさんは…！？ (めめ)なんですか？ (いえ)ぅわっ…！？ (レイ)いくら建物壊さないからといってそれを使うのは駄目ですよ！ (めめ)だって〜… (レイ)まあ…それは言ってないめめさんが悪いです (めめ)(´・ω・`) (いえ)何なんですか… (めめ)あのね？ 名前教えてもらった時にね？ 勢いでiemonってあだ名つけたじゃん？ (いえ)そうですね (めめ)それがね”眷属名”って言ってテインヴルド家を継げるの (いえ)継ぐ… (めめ)決めた本人以外が”眷属名”という単語を決められた本人がいる前で言ったら正式に眷属になっちゃうんだよね (いえ)…ってことは (レイ)iemonさんは師匠の眷属になってます！ (いえ)えでもなんで眷属名のiemonじゃ駄目なんですか…？ (めめ)それは普通の名前を眷属名として使う場合があるからね 人間での名前なのか眷属での名前なのかどっちかわからないでしょ？ (いえ)確かに… (レイ)眷属になってしまったことですし死神になりに行きましょ〜！ (いえ)そんな眷属になったからって簡単に神になれるもんなんですか… (めめ)意外と簡単だよ ただ”印”をつけるだけだから (いえ)印をつけるだけ…？ (レイ)そうです！ でも印を”つける”なので取られちゃったら死神じゃ無くなっちゃうから気をつけてくださいね〜 (いえ)えぇ… (めめ)それじゃー 死神役所へれっつごー！ (レイ)ごー！ (いえ)ご…ごー…？