公開中
V-L.B [忿懣]
mark1old
・容姿
・生態
・実験,結界,考察
・[更新中]
・注意
[容姿]
人間に近いが、着用している衣服が傷んでおり体液*1が染み付いている。濃い灰色の傷んだローブで顔の殆どを隠しているため、どのような様子なのかは不明。しかしながら証言者*2によるとフードの下は耳元まで口が裂け肉が一部剥き出しになり痛々しく、鋭い牙を持ったまるでクリーチャーのような様子が確認されたとのこと。暗いフード内では目が光を反射していることがよくある。しかしながら目線は予想できないことが多い。
また、腕にあたると思われる部分は2つに裂け触手となっている。
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[生態]
基本的に寡黙であり、殆どの生物、ものに関して興味を示さない*3。しかしながら必要であれば会話等をすることがある。
結界を持たない上に収容した直後脱走をしてしまうため管理、観察がとても難しい。
しかしながら発見することは比較的容易でありその理由としては本体の特性にある。
本体の特性として本体を中心として弱い雨が断続的かつ広範囲に降らすといういわゆる《《空間全体》》に作用するものがあり、遠目からでも発見しやすい。
しかしこれまで脱走した件数に対し捕獲した事例が殆どない理由として、本体が人の気配を察知しやすい、そもそもの逃走地点がとても高い山等の地形条件が関わっている。
生理的欲求は殆どないが食性は肉食*3であると予想される。何も与えなくとも特に何も起こらないことから収容さえできればとても管理は容易だろうと考えられている。
唾液からは未知の細菌が検出されたりと観察がとても厳しい分判明されていることもとても少ない為今後も追跡調査に力を入れる必要がある。
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*実験1 面識対象*
・対象 人間、生物(類似生物を除く)
結果:一切興味関心を示さず目もくれずに散策を続けていた。被験者はその場に取り残された為回収した。また、類似生物を除く他の生物も全く同じ傾向を示した。
・対象 類似生物
[無情] 結果:珍しく視界に入った時点で[無情]から半径15mより外側の地点で3分間周りを散策しながら観察した後、半径15m内に入り[無情]と直接のコミュニケーションをとった。(ここで始めて会話が可能と判明。しかし声に出すのではなく自身の周りに文字を浮かばせて等の間接的な会話であった。)
[跋扈] 結果:目が互いに合った瞬間いわゆる《《口喧嘩》》を始めた。しかし周りに甚大な被害を出したり等はしなく、平和的な喧嘩であった。本人によると喧嘩だそうが、本当なのかは懸念点である様子であった。
[更新中]
考察:殆どのものに対し興味関心をもたずとも、ある程度のコミュニケーションはできると考えられる。
*実験2 特性確認*
・[忿懣]に対し危害を加える。
結果:物理的な危害を与えた結果、実行役は[忿懣]に捕食されてしまった。
・[忿懣]から検出された未知の細菌を投与する。
結果:対象を人間以外の類似生物を除く生物として投与した後、1時間後に全身性痙攣を伴い、数十秒後に口が裂け鋭い牙を生やし変異した。また、人間を積極的に襲うようになった為即座に焼却処分された。
考察:何もしなければ危険ではないが、検出される細菌の症例により、近付いて接触等の観察をする際は《《傷口がないかなどを充分に注意した上で行うこと。》》また、この細菌は万一の《《世界の破滅》》に繋がる可能性があるため許可なしの実験は《《一切禁止》》とする。
[後日公開]
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[注意]
*1 この体液が人間のものか他の生物のものかは不明であるが成分解析により少なくとも生物のものであると断定された。しかし匂いがなく、理由は不明である。
*2 主に実験1の被験者にのるもの。パニックに陥っている者が大部分を占めているので信憑性は低い。
*3 実験による考察である。希に異なる行動を確認することもあった。