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全国みんなで謎の交換日記 #1
自主企画でキャラ募集してたやつです!!!!!!!!!
このアカウントの1番最初のシリーズとか見てみると、
だんだん何かを確信してくるかもしれません。
まあ、過去作見なくても楽しめるような小説を書こうと思ってます!!
「交換日記」
白と言うか黒と言うか、まるで幻のような出来事は、
この一冊のノートから始まった。
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雅「ふぁ〜あ、疲れた〜」
22歳の|雅《みやび》は退屈としていた。
雅(交換日記やりてぇな〜)
小学生とか中学生とか、誰しも憧れた交換日記。
大人になった今、雅はそれを急にやりたくなってしまっていた。
仕事以外で面白いことがなく、何か刺激が欲しかったからだ。
雅「あ、そうだ。もう1週間くらいポスト見てないな…」
別に何かポストに確信したわけではない。
何気なく見ただけ。それだけだった。
何かしら入っているだろうと雅は思っていた。
でも、まさか本当に願いが叶うとか、そう言うことは思ってなかった。
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雅「え、うそやん…」
ポストの中には見事な交換日記が入っていたのだ。
いざ夢が叶うと、逆に怖さが込み上げてきた。
雅「ちょ、え、ちょっと待って。自分って交換日記やってたっけ?
人生で一回もやったことなかったよね?なんで?ねえ、なんで?」
よりにもよって、本当に入っているとは、さすがの雅でも思わなかった。
少し緊張しながらも、中を見てみた。
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開いてみれば、まずメモが目に飛び込んできた。
「・この交換日記は、ノート1ページ分を必ず埋めなければいけません。
・1ページ分書いたら、全国のどこかしら、適当な場所に
回してください。
・交換日記のページがなくなってしまったら、私の所に来てください。
・もしあなたが8人目の場合は、最初に交換日記を受け取った人に
回してください。」
不気味なメモだった。
まず、この交換日記を立案したのは誰なのか。
私の所に来てください、って、そんなのこの情報量じゃ無理に決まってる。
それに、全国のどこかしら適当な場所に、なんて、その説明こそ
適当すぎるだろ、と雅は思った。
雅(つっこみどころ多すぎるだろ…)
雅(どうしよ。こう言うのってどうするのが正解なんだろう?友達にでも
相談しようかな…でも、ただのイタズラかもしれないし。)
雅「でもちょっと興味あるなぁ…」
プロフィール欄があったので、とりあえずそこに自分の名前を書き込む
ことにした。
プロフィール欄には、いくつか書き込むところがあった。
名前、年齢、住んでいる場所、最寄り駅、職業。
雅(…)
雅(ちょっと面白そう…?)
雅は勢い任せでプロフィールを書き込んだ。
「名前:葛西 雅(かさい みやび)
年齢:22歳
住んでいる場所:埼玉県さいたま市大宮区
最寄り駅:大宮駅
職業:車掌」
そこで気づいた。
立案者らしき人物のプロフィールが書いてあることに。
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「名前:理葛
年齢:秘密!♡
住んでいる場所:秘密〜。
最寄り駅:わかんなーい。
職業:永遠の17さいだお。この交換日記始めた人。」
とてもふざけたようなプロフィールだった。
なんだか真剣に書いた自分が恥ずかしく思えるくらいに。
それに17歳だなんて。
とてもふざけたことをする奴だと、心から思った。
「__嘘だろ…__」
明らかな矛盾、もはや気味が悪いまである。
誰かが乗っ取ったのだろうか?
とても17歳とは思えない、何というか秀逸な文章だ。
どこかに回せばいいのだろうか?
せっかくならに離島でも送ってしまおうか。…沖縄とか?
ほんの少しだけ興味があるというよりも、もう興味しかない。気になりすぎる。
好奇心に支配されたまま、結局、適当な住所に送ってみた。
本当に投稿するの忘れてました!!!!!!!!