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「 用法用量 」
暗い部屋の中
薬の匂いが充満し
閉めていたカーテンから顔を出した日差しが
寝ていた俺の目に入り込んだ 。
📢 「 ッ まぶ , ” 」
目を細め
布団を深く被る 。
なぜか目からは
泪が溢れた 。
傷はないが心臓に何か , 傷を負ったかのような 。
そんな痛みが胸に感じ , ぎゅっと心が しめられる 。
慣れたものだと思っていた 。
何回もこういうことはあって
どうにか 忘れるようにしていたが
積もり積もった 感情が 一気にのしかかってきた 。
癒えないし 、 言えない 。
血が出ているような気もしてくるくらい
気持ち悪く 、痛い 。
… 誰か 、 止血剤をくれ 。
---
?? 「 … そうだ 。 」
ゞ 「 なにかをわすれるときには
これが良いんだってよ 。 」
そういってくれた アイツ の顔を
思いだす 。
無意味な液体を
流し込む 。
液体と一緒に 喉元に突っかかっていた
罪悪感も流してくれているような 気がして
少しだが 、 心が楽になった 。
でもわかっている 。
俺みたいなことをしたやつは
化学反応で発作が起こって
手遅れになることなんて 。
でも 、 いい 。
あたまがふわふわして
天国 にいるような気分になる 。
でも 目に見えるじょうけいは
生々しく 、 空いた ビールの缶が
転がり 、 液体がこぼれている 。
あたまのふわふわさと 、
目の前に広がる じょうけいとの差で
生命をじゅんりんしている 気分だ 。
でもついに
そんなことも 気にならなくなり 、
おれ は
幸福にひたってかえらない
医療廃棄物 となった __ 。
---
、注射器 に きす ヲ した 。
もう おれ 丿 からだ は
こ ㇾ なしでは 生 きらんねェ 。
恋人 、 看護師 、?
そんな存在 。
たぶん 冥界の人は
おれのことを 笑ってこう言ってるだろ ~ な 。
「 自ら死にに行くばかがいる 」
… ごもっともでしかない 。
でも 、 薬 ヲ 使うと
た 丿しい 。
安楽死 ってやつ 。
📢 「 ッ ぉ”えッ … 」
ビチャっと音がなり
薬だらけの 吐瀉物が
目に入る 。
ぁ 、 いま 体内は空 … 、
… また 飲んでいゐ って こ と 、 ?? 笑