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デスゲーム3 次は誰?
「…死ぬって、どんな感じなんだろう」
ふと、暦が呟く。
「わたしのときは、すごく寒かったわ」
「ああ…覚えてないわね、わたし」
「結花、どんな気持ちだったんだろう」
1番の後輩を亡くした気持ちは、大きかった。妹みたいに可愛がっていたから、尚更だった。
「次は、ちゃんとやりましょう…?」
「うん。やろう。絶対。結花のぶんまで生きる」
結月と、岬が言った。
『2回目の投票で〜す』
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『集計結果で〜す。今回殺されるのは、岬さんで〜す』
「…は?」
岬の頭に、先程の会話がフラッシュバックする。
〝次は、ちゃんとやりましょう…?〟
〝うん。やろう。絶対。結花のぶんまで生きる〟
あれにみんな、賛同していなかったんだろうか。
『岬さん、遺言をどうぞ〜』
「許さないから。…みんな、ごめんね。人狼ゲーム、楽しかった」
そう言って、また消し屑のようにポロポロと消えた。
「岬…悲しいわ」
「そうね…」
そう雪菜とレイが言った時。
『ふ〜ん、本当、変わってるね〜』
『忘れたの〜?』
声のトーンが、フィルター越しに変わる。声色が変わる。さっきの明るい口調でも、軽い口調でもない。
「何?」
『___《《零花》》?』