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ひらくページ、繋がる声
午前0時、ページをひらく音 手書きの言葉が 少し震えてる “今の私で、届くかな?” 不安と希望が混ざるインク
静けさに潜んだ 小さな声 誰にも見つからないように でも この歌だけは 耳をすませて 「生きてる」って そう言っていいよね
落書きだった夢が 色を持ち始めて 向かい風の中 ページがめくれた 名前じゃない 心の音で 君に伝える 私の全部
ひらくページ、つながる声 離れていても 響いていく 重ねた音が 言葉になる 君の胸に灯すメッセージ 記憶になる前に 歌いたい “今”を抱きしめたまま
線を揃えて 音を束ねて 混ざり合うノートに美学を宿す “完璧じゃなくていい” 君が言ったその一言が、音になる
ページの端に しるしを付けて 忘れたくない 君との瞬間 もうすぐ次の章に進むけど この声は、ずっとここにいるよ
ひらくページ、つながる声 真夜中超えて 届いてく バラバラだった 言葉の欠片 集まって 物語になる 明日へ続いてくメロディ 私たちで書く“らいはも”の章
そして今日も誰かが ページをひらく 聞こえるよ、君の声が――