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第二項_初めてのお友達「K視点」
いやー初対面の人とゲーセン行けるなんてびっくり。人じゃなさそうな見た目してたけどすごくかっこいいなー。ただ何か空気が重たい気がする。喋りにくい…
「ねぇ、なんで君は空から落ちてきたんだ?」
うぉ、いきなり話しかけてくるじゃん。びっくりしたー。それにしてもどう返せばいいかなすごく複雑だし…
「いやー、少し住んでいる世界から友達のいる世界に行こうと思って移動用の特殊な鏡を使ったの。そしたらなんと入った先には空の上。もう本当に最悪。連絡しても友達の既読つかないし。」
うーん。こんな感じでいいのかな。あ、でももう少しで着くし、頑張ってみようかな。
「ほらほらゲーセン見えてきたよ。急ご、急ごっ!」
何か眉間にしわを寄せる一歩手前みたいな顔をしてる…
『ねぇねぇ、K。私さゲーセン年単位で来てないけどどんなのがあるの?』
「よくぞ聞いてくれましたっ!今おすすめいっぱいあるのー」
ショゴスの顔が嬉しそう見える。さてと、お金あるかなぁ…
「あっ…」
『どうした?』
「お金全然ない…」
やっちまたよー、泣きたいよー、推しのためにお金使いすぎたよー、これなら少し残しておきたかったよー。
『大丈夫!私達もお金ないから。』
わー、安心できない一言だなぁー。そう思っているとショゴスの後ろから覇気がした。
「大丈夫じゃねーよ。毎回買い物でお金使い果たすのはどこの誰ですか?」
「ひぇっ!」
やっぱり怖いよーこの子。あ、でもすぐにゲーセン着くな。良かったぁーこの空気めっちゃ辛いよー。
「よしっ、ゲーセンついたよー、とりあえず中に入ってみよー」
『おぉーー!』
取りあえず両替しとこ。もしかして二人ともゲーセン来たことないのかな、初めて来ると両替とか必要って気付きにくいよね。うわ、また言い争ってる…。けんかしない日なんてないのかこいつら。
「よっしゃ!やってみよっか!」
ん!?遊和さんうまくね!?一発で限定品取ってねーか!?一方ショゴスは壊れてるんじゃないかって叫んでる。僕はどうにか三回で取れたわ。なんだろうあの二人人間の世界に馴染んでいるような気がしない。なんというか人間ではない感じがするな。
『あー、もう!なにこれ全然取れないんだけどっ!?壊れてるんじゃないのこれぇ!?』
「壊れてないよー。僕だって3回で取れたんだから」
『遊和はどれだけ取れた?』
「1回でこれ取れた。」
「えっ!?これ限定品のやつじゃん!」
いや、気のせいかなこうやって見ると人間みたいなことは言えてる。でも遊和はちっとも笑ったり怒ったりしないしショゴスは角生えてるから人間に見れないな。でも気になる!!!!明日も会って確認したい!!!
「また明日も会おうよ!」
『いいよ!』
「大丈夫だとは思う」
よっしゃ!明日会う口実ゲット!ん?なんか気になることが…
「じゃあ決定だね!今日僕達があったところで…ってあぁぁぁ!」
『どうした?』
「泊まるとこない…」
しまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!さっきの違和感はこれだったか。少し反省…遊和とかの家に泊まらせてもらうのも気が引ける。お金ないからネカフェにも止まれないよー散財しすぎたよー
「…うちの家泊まる?」
「いいの!?」
助かったー!しかも私生活が見れるじゃんチョー楽しみ。遊和のお家に向けて出発進行ー!