一話

(イエ)お嬢様､今日から宜しくお願い致します｡ --- 十日前 (ハル)メメ〜？ (メメ)何ですかお母様？ (ハル)今メメに仕えている執事さんが居なくなってしまったじゃない？ だから新しい執事さんを探したの (メメ)見つかったのですか…！？ (ハル)ええ､ 後一週間ほどすれば来るはずよ〜 (メメ)有難う御座いますお母様！ (ハル)メメは側近が居ないとだらけるからねぇ… (メメ)えぇ… わ､私は頑張ればいつもと一緒で居られるんですからね…！ (ハル)ふふふっ まあ来るまで楽しみにしておくといいわ〜 (メメ)やったぁ！ --- (メメ)ぉ… (イエ)どうされました…？ もしかして俺が嫌でした…？ (メメ)…け…決してそんな事はありません！ 私は執事さんの事をお友達と思っていて… なんか…お友達にするような人ではない気がして… (執事さんかっこよすぎるんですが…！？) (イエ)俺はお嬢様の執事です お嬢様が好きなようにどうぞ？ (メメ)と…取り敢えず自己紹介をします！ 私はアルト・レイルが娘､メメ・レイルと申します！ 次代女王となる者です！ (イエ)メメ様ですね…！ えー…俺はイエ・ティーラと申します…？ …あ､､えと､妹がいます…！ (メメ)なんか…急にコミュ障になりましたね…？ (イエ)なんかすみません… 自己紹介が苦手なもので… (メメ)大丈夫ですよ！ イエさんですね！ 妹さんは名前何て言うんですか？ (イエ)ラテ・ティーラですね (メメ)ラテさん…！ 可愛い名前ですね〜 (イエ)親の名付けセンスが良いという事ですよ… (メメ)イエさんの親センス良いですねぇ〜 (イエ)もし家に変える事があれば親に伝えますね…！ (メメ)ふふふ〜 (イエ)えーと… 俺は何をすれば良いのですか？ (メメ)…うーん……………………………… えー………… 仕事とかはメイドさん達がやってくれてるし… (イエ)ここのメイドさん凄いですよね (メメ)会ったんですか？ (イエ)この部屋へのルートを教えてくれました！ なんなら全部の部屋の場所教えてくれました！ (メメ)あー… ライアさんですね… (イエ)…名前聞いてなかったのでわかりませんけどなんか角…？がついていてピンク髪の背の低い方でしたね (メメ)あーライアさんですね (イエ)ライアさん…ですね (メメ)メモとってるんですね (イエ)実は結構覚えるのが苦手でして… こうやって何かに書いて記録しておかないとすぐ忘れてしまうんですよね… (メメ)… (しょげ顔もかっこいい…) (イエ)やることありませんね… (メメ)…じゃあ今から｜お出かけ《暗殺》に行くんですがついてきますか？ (イエ)お出かけ…ってそんな簡単に外に出て良いものなんですか…！？ 最近治安悪いですし… (メメ)大丈夫です！ 護身術を心得ているので！ (イエ)(このお嬢様かっこいい…) (メメ)来ます？ (イエ)邪魔にならないのであれば (メメ)じゃあ来てください！ (イエ)わかりました…？