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当たり前のとある日常 2
当たり前のとある日常の登校
うわぁーーー。やっぱ雨降りそう。 そんな事を考えていたら、坂が待っている。きつい、きつすぎる。ギアは、1以下にもなんないかな。とか、くだらないことを考えていたら坂が終わった。 ちなみに私は、まあなんとなくわかると思うが、陰キャだ。なので、ボッチ登校。寂しくなんかはない。だってこれが当たり前だからね。 いつもの信号だ。ここが一番嫌だ。なぜかって?陽キャたちがワチャワチャと集まってくるからだ。その最悪の信号を突破し、学校に向かって自転車を走らせる。 ここの林の間を通るときが一番、安心する。心が落ち着く。 そして、とうとう学校に着いた。学校は嫌いじゃないけど、楽しくはない。そんな場所だ。 自転車を駐輪場に停めて、スタスタと教室へ歩きだす。