ミルクティさんの企画

__ダダッ__ダッ… 逃げる足音が二つ。どうやら、《《シゴト》》を終えたは良いものの強力な追っ手に逃げざるをえない様だ。 マーラ「ッ…まだ来るかァ…」 黒豹「どうする～？マーラ。僕が君を担いで逃げるって手もあるよ^^？」 マーラ「断固拒否だそんなん…！」 黒豹「あ、マーラ！あれは？」 彼が指をさす先にはロッカーがあった。 マーラ「一か八か、隠れるぞ。」 黒豹「はーい…よっと。」 煙幕を仕掛け、視覚を遮る。その隙にロッカーへ逃げるのだ。 モブ1「どこへ行った！？」 モブ2「きっとあっちです！」 モブ1「行くぞ！」 ダダダッ__ダダッ、ダッ…__ (ここからの会話はすんごい小声です。) マーラ「…」 黒豹「…マーファ？どうしちゃったの？？」 マーラ「ッ、ザけんなッ！！近ェ！！」 黒豹「あっ。」 逃げ道を塞ぐ様に両手をつく。いわゆる壁ドンだ。 マーラ「は？？」 黒豹「逃げようとしたでしょ？駄目だよマーファ。」 マーラ「ア"ァ"？もう良いだろ。出よ…」 バンッ！！ マーラ「…は？」 一度手を壁から離したかと思ったら勢い良く手をついた。 黒豹「…だ～め♡」 そう言って人差し指でマーラの口を塞いだ後、マーラの手首を掴んだ。 マーラ「オイッ！？でけェ音鳴らすな…！！」 (ここから黒豹が普通の音量) 黒豹「はー…僕の武器知らないの？」 マーラ「あ"？」 黒豹「僕の《《糸》》でみんな捕らえといたけど？捕らえるってか、死んでるか…ふふ、だから小声やめなよ。」 (二人共普通の音量) マーラ「…罠はったのか…」 黒豹「正解♡本当はそのまま走って罠作って逃げようかな～って思ってたけど…都合良くてさ。」 マーラ「…だからわざとロッカーを…」 黒豹「いや～マーファが騙されてくれて良かったよ！常に笑ってるからニヤニヤもバレないしねぇ。」 マーラ「は、テメェ…帰せッ！？」 黒豹「ずーっと待ってたよこの展開。邪魔者もいない、僕と君だけ。」 黒豹の手がマーラの頬を撫でる。黒豹の顔は興奮しているのか赤い。対照にマーラの顔は青ざめているが。 マーラ「ふ、ざけんな…！やめッ…！！」 黒豹「楽しもうマーファ。」 ｜黒豹《彼》の瞳にハートが宿り、マーラが逃げない様に、腰に腕を回して力を込める。 マーラ「う、ぐッ…！？」 黒豹「`愛してる♡`」