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希望の光を胸に【神崎マコト過去編】
マコトちゃんの過去編は、
炭治郎達の最終選別が終わってからしばらく経ったぐらいのお話です!
炭治郎達は今頃藤の花の家にいるんですかね…
というわけで本編お楽しみください!!
マコト「…はぁ、」
食事をするのもなぜだか疲れてしまう
2週間も療養しているとこうなってしまうのね…
なほ「マコトさん大丈夫ですか?」
すみ「無理しないでくださいね!」
マコト「このくらいなんてことないから大丈夫よ」
きよ「ですが…」
心配症な彼女達を見て思わず笑ってしまう
アオイ「マコト様」
《《妹》》に急にそう呼ばれるなんて思ってもなかった
マコト「なんだか嫌だわ…アオイだけは姉さんって呼んでくれてもいいじゃない!」
アオイ「いえ、一応上の立場の方ですし…」
マコト「えー…?」
なんか嫌なのよね…
まあ、いいか…
アオイ「そういえば、しのぶ様とカナヲが手合わせしたいとのことです」
マコト「私と?」
アオイ「はい。してみたいというのと…失った体力を回復するためとのことです」
手合わせなんてあまりしたことがないからできるか心配なのだけど…
そんなことを思いながら、私は訓練場へと向かった
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しのぶ「お待ちしていました。マコトさん」
カナヲ「ペコリ」
訓練場には蟲柱様と栗花落さんがいた
…木刀を構えて
マコト「…手合わせ、というのは本当なのですね、、」
マコト「本気でやった方がいいでしょうか?」
しのぶ「本気で来てください、カナヲにも手加減はいりません」
カナヲ「…手合わせ、よろしくお願いします」
栗花落さんが喋っているの初めて見た…
しのぶ「でははじめに、カナヲからやりましょう」
しのぶ「お互い呼吸を使っても良しとします」
蟲柱様から木刀を受け取り、定位置につく
しのぶ「それでは、用意…」
しのぶ「始めっ!!」
その声と同時に私たちは踏み込む
カキンッ
木刀のぶつかる音が訓練場に鳴り響く
カナヲ「花の呼吸、弐の型」
カナヲ「御影梅…!」
綺麗な太刀筋…
最終選別を突破して間もないのにこの強さ…
凄いわ…
カナヲ「花の呼吸…伍の型、」
カナヲ「徒の芍薬!」
マコト「…っ!」
素早い9連撃…
一回当たってしまったわね…
こちらも本気を出すとしましょう、
マコト「光の呼吸…壱の型!!」
刀を構え、強く踏み込む
マコト「|雷光一殺《らいこういっさつ》!!」
眩しい高速技
カナヲ「…速い」
栗花落さんもこの速さについていけるなんて、
カナヲ「花の呼吸、陸の型…!」
それだったら、私も…
マコト「光の呼吸、参の型!!」
カナヲ「渦桃!!」
マコト「|七色の虹彩《なないろのこうさい》!!!」
2人で同時に技を使い、先に首に当てたのは私だった
カナヲ「…とても速かったです」
しのぶ「いい経験ができましたね、カナヲ」
蟲柱様がそう言うと、栗花落さんは頷いてどこかに行ってしまった
しのぶ「次は私ですね…大丈夫ですか?」
マコト「はい、始めましょう」
そして、連続の戦いが始まった
しのぶ「蟲の呼吸…蝶ノ舞、」
突き技、!?
しのぶ「戯れ…」
あれが首…というか、喉に刺さるの?
え、怖っ
マコト「光の呼吸、参の型…」
マコト「七色の虹彩!!」
高速の7連撃も蝶のようにかわされてしまう
しのぶ「絶対に負けませんよ?」
マコト「私だって…っ!!」
しのぶ「長引きすぎてもあれなので…次で決着をつけます」
そう言うと蟲柱様は独特な構えをした
しのぶ「蟲の呼吸、蜈蚣ノ舞…」
しのぶ「百足蛇腹っ!!」
何この技…
動きが読めない…!!
私も、全力を出すしかないわね
**光の呼吸**
力強く踏み切り、蟲柱様の目の前に行く
しのぶ「あ…っ、」
**伍の型**
マコト「はーっ!!!」
**|威光の乱れ裂き《いこうのみだれざき》**
轟音が鳴り響く
アオイ「しのぶ様!!マコト様!!」
その音でアオイ達が駆けつけてきた
一方の私は…
マコト「う…っ、けほっ、げほ、」
蟲柱様に木刀で喉突かれてます
しのぶ「危うく負けるところでした、私の反応が遅ければマコトさんが勝っていましたね」
マコト「あの…っ、離して、ください…げほっ」
あらすみませんと蟲柱様が木刀を離す
しのぶ「手合わせありがとうございました」
マコト「こちらこそありがとうございました」
そして私は病室に戻った
任務に復帰したらもっと強くならなきゃな…
アオイ「姉さんは、凄いなぁ…」
アオイがそんなことを言っているだなんて、私は知るよしもなかった
神崎マコト過去編 完
いや、書くの難しい…
キャラ何人も出るとちょっとやばいかも…w
これからも頑張ります!!
楼翔くんの過去編もお楽しみに!!
ちょっと悲惨かもしれん…
おつなこ!!!